電力・エネルギーのニュース・コラム

ニュース・コラム一覧

車載用リチウムイオン電池の市場、2025年に254.9GWhへ拡大、矢野経済が予測の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年10月24日

新電力ネット運営事務局

車載用リチウムイオン電池の市場、2025年に254.9GWhへ拡大、矢野経済が予測

10月20日、矢野経済研究所は車載用リチウムイオン電池世界市場の調査を実施したと発表しました。2016年の車載用LiB世界市場は46.6GWhですが、各国が内燃機関車の新車販売を禁止する動きなどにより、2025年には254.9GWhに拡大すると予測されています。

ヤマト運輸とセブンイレブン、世界初の量産電気小型トラック「eCanter」を導入開始の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年10月23日

新電力ネット運営事務局

ヤマト運輸とセブンイレブン、世界初の量産電気小型トラック「eCanter」を導入開始

10月19日、三菱ふそうトラック・バスは、ヤマト運輸とセブン‐イレブン・ジャパンが電気小型トラック「eCanter」を導入開始すると発表しました。「eCanter」は、三菱ふそうトラック・バスが開発した世界初の量産電気小型トラックとなります。

世界初、山口県に竹専焼のバイオマス発電を開設、出力規模は約2MWの写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年10月20日

新電力ネット運営事務局

世界初、山口県に竹専焼のバイオマス発電を開設、出力規模は約2MW

10月18日、藤崎電機は世界初となる竹を燃料として専焼するバイオマス発電所の起工式を執り行ったと発表しました。山口県山陽小野田市にて開設されるこの発電所は、出力規模は約2MW、山陽小野田バンブーバイオマス発電所と名付けられました。

世界最安水準の太陽光発電プロジェクト、1kWhあたり約2.1円、サウジアラビアの入札の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年10月19日

新電力ネット運営事務局

世界最安水準の太陽光発電プロジェクト、1kWhあたり約2.1円、サウジアラビアの入札

10月3日、サウジアラビアの再生可能エネルギー事業開発局(REPDO)は、現在計画中の300MWの太陽光発電所の入札で、1kWhあたり6.69736Halalas(約2.1円)の応札があったと発表しました。入札には27件の応募があり、その中から8件が入札資格認定を受けました。日本企業は丸紅、日揮、三井物産の3社が参加しています。

日本の自治体として初の「東京グリーンボンド」、充当予定事業が決定、再エネやZEBなどの写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年10月18日

新電力ネット運営事務局

日本の自治体として初の「東京グリーンボンド」、充当予定事業が決定、再エネやZEBなど

10月11日、東京都は平成29年度に発行する「東京グリーンボンド」について、資金使途の対象となる予定の事業が決まったと発表しました。日本の自治体として初となるグリーンボンドであり、発行規模は200億円程度、発行時期は10月~12月が予定されています。

「空気呼吸」バッテリーをMITが開発、硫黄や塩など安価な素材で製造、コスト効率は揚水に匹敵の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年10月17日

新電力ネット運営事務局

「空気呼吸」バッテリーをMITが開発、硫黄や塩など安価な素材で製造、コスト効率は揚水に匹敵

10月11日、マサチューセッツ工科大学(MIT)が「空気呼吸」をする安価な蓄電池を開発したと発表しました。硫黄、空気、水、塩といった、すべて容易に入手可能な材料から構成されており、化学的コスト(正極、負極、電解質材料)は、リチウムイオン電池といった競合の約10~100分の1です。経済分析によれば、コスト効率はPHSやCAESに匹敵するものになります。

ジンコソーラー、P型多結晶シリコン太陽電池にて世界最高の22.04%を達成の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年10月16日

新電力ネット運営事務局

ジンコソーラー、P型多結晶シリコン太陽電池にて世界最高の22.04%を達成

10月2日、中国のジンコソーラーが、PERCを活用したP型多結晶シリコン太陽電池にて世界最高の22.04%を達成したと発表しました。前回の記録は、1年前にドイツのFraunhofer ISEが達成した21.63%であるため、0.41%の向上を達成したこととなります。

人口2位のインドで2050年に100%再エネ可能と予測、ラッペーンランタ大学発表の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年10月13日

新電力ネット運営事務局

人口2位のインドで2050年に100%再エネ可能と予測、ラッペーンランタ大学発表

9月25日、経済成長を続けるインドにおいて、2050年に100%再エネへと移行することが可能とする研究を、ラッペーンランタ大学が発表しました。主に石炭で構成される、インドの現在のシステムよりも安価にすることが可能としており、MWhあたり57ユーロの現状から、MWhあたり46ユーロが実現可能と指摘しています。

地元の「風資源」を活用して地域経済の活性化、秋田銀行がシンジケートローンを組成の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年10月11日

新電力ネット運営事務局

地元の「風資源」を活用して地域経済の活性化、秋田銀行がシンジケートローンを組成

9月29日、秋田銀行は地元企業が主体となって出資する「A-WIND ENERGY社」が秋田県潟上市で実施する風力発電事業に対して、プロジェクトファイナンスによるシンジケートローンを組成したと発表しました。

Zunum Aero社、2022年までに電動小型旅客機を飛行させる計画を発表の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年10月10日

新電力ネット運営事務局

Zunum Aero社、2022年までに電動小型旅客機を飛行させる計画を発表

10月5日、Zunum Aero社が2022年までに電動小型旅客機を飛行させる計画を発表しました。これまで、2020年までの飛行を目指す計画を発表していましたが、計画が練り直されることで、飛行時期が2022年と修正されました。

資本提携によりアジア圏でIoTを提供、スマートメーター等でエネルギー効率の改善を目指すの写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年10月06日

新電力ネット運営事務局

資本提携によりアジア圏でIoTを提供、スマートメーター等でエネルギー効率の改善を目指す

10月3日、オリオン電機は、日本を含むアジア圏においてワンストップのIoTソリューションを提供するため、インターポレーションと資本・業務提携をしたと発表しました。エネルギー効率の改善を図るべく、BEMS領域、各スマートメーター(特にLPガス)等においてソリューションを提供するとしています。

水の「蒸発」を利用する新しい再エネ発電、米コロンビア大学発表の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年10月05日

新電力ネット運営事務局

水の「蒸発」を利用する新しい再エネ発電、米コロンビア大学発表

9月26日、英科学誌Nature Communicationsにて、水の「蒸発」を利用する新しい再エネ発電方法が掲載されました。細菌の芽胞が空気中の水分を吸収・放出する際に、膨張と収縮をする特徴を利用して電力を生成する仕組みとなります。

バイオマス発電、FITなければ単体での事業は困難、地域社会への効果に着目する必要の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年10月04日

新電力ネット運営事務局

バイオマス発電、FITなければ単体での事業は困難、地域社会への効果に着目する必要

9月28日、NEDOは「バイオマスエネルギー地域自立システムの導入要件・技術指針」を公表しました。 バイオマスエネルギー事業は単体での経済効果には限界があるため、持続的に地域社会で必要とされる事業を追求する必要があるとしています。

太陽光などの光を蓄え発光する「蓄光」、九州大学が世界初のレアメタル不要なメカニズム実現の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年10月03日

新電力ネット運営事務局

太陽光などの光を蓄え発光する「蓄光」、九州大学が世界初のレアメタル不要なメカニズム実現

10月3日、九州大学はレアメタル不要な新しい蓄光メカニズムを実現したと発表しました。世界初の有機材料を使った蓄光システムとなり、既存の無機蓄光材料には不可欠なレアメタルを一切含みません。塗料や繊維など新しい用途への幅広い展開が可能となり、蓄光材料の普及に広く貢献するものと期待されます。

Looop、仮想通貨を採掘する事業者向けのプランを発表、請求回収の効率化を目指すの写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年10月02日

新電力ネット運営事務局

Looop、仮想通貨を採掘する事業者向けのプランを発表、請求回収の効率化を目指す

9月27日、Looopは「Looopでんき」の新たなメニューとして、販売メニューに新たに2つのプランを追加すると発表しました。業務用エアコンやエレベーター等で利用されている低圧動力向けの「動力プラン」と、仮想通貨マイニング事業者向けの「マイニングフラット」がリリースされます。

英ダイソンが電気自動車を開発、2020年までの発売を目指すの写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年09月29日

新電力ネット運営事務局

英ダイソンが電気自動車を開発、2020年までの発売を目指す

9月26日、サイクロン式の掃除機で有名な「ダイソン」は、電気自動車を開発し、2020年までの発売を目指す方針を明らかにしました。ダイソンの技術者と自動車業界の人材を組み合わせた、400名の規模となるチームを既に組成しており、今後も20億ポンドを投資することで事業を推進するとしています。

ノーベル賞の有力候補に日本人、ペロブスカイト太陽電池とはの写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年09月28日

新電力ネット運営事務局

ノーベル賞の有力候補に日本人、ペロブスカイト太陽電池とは

9月20日、米国の科学情報企業であるクラリベイト・アナリティクスは、2017年の「クラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞」を発表しました。ノーベル賞クラスと目される研究者が選出されており、日本人では「ペロブスカイト」を太陽電池に応用できることを発見した宮坂力氏が選ばれました。

東芝、フィルム型のペロブスカイト太陽光発電で世界最高の変換効率10.5%を達成の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年09月27日

新電力ネット運営事務局

東芝、フィルム型のペロブスカイト太陽光発電で世界最高の変換効率10.5%を達成

9月25日、東芝はペロブスカイト型モジュールで、世界最高のエネルギー変換効率である10.5%を達成したと発表しました。ペロブスカイト太陽電池は、印刷プロセスで作製できるため低コスト化が可能であり、高い変換効率のポテンシャルを有する次世代太陽電池です。

米国のバークレー国立研究所、最新の太陽光発電の価格動向を発表の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年09月26日

新電力ネット運営事務局

米国のバークレー国立研究所、最新の太陽光発電の価格動向を発表

9月25日、米国のバークレー国立研究所が「Tracking the Sun」 レポートの第10版を発表しました。米国に設置された太陽光発電システムの設置価格動向をまとめたものであり、2016年度は2015年度と比較して、住宅用の平均価格で2%の下落、大規模発電所では8%の下落となりました。

トイレットペーパーから電気を作る、コストは住宅用太陽光発電設備に匹敵の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年09月26日

新電力ネット運営事務局

トイレットペーパーから電気を作る、コストは住宅用太陽光発電設備に匹敵

9月12日、アムステルダム大学は廃棄されるトイレットペーパーを電気に変換する技術経済分析について発表しました。トイレットペーパーに多く含まれるセルロースは樹木に由来するため、生産される電気は再生可能であり、発電コストは住宅用太陽光発電に匹敵する結果となりました。