電力・エネルギーのニュース・コラム

ニュース・コラム一覧

大林組、3MWクラスの大型風力発電でも超大型クレーンを使わずに組み立てる装置を開発の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年05月22日

新電力ネット運営事務局

大林組、3MWクラスの大型風力発電でも超大型クレーンを使わずに組み立てる装置を開発

5月19日、大林組は巴技研と共同で、大型風車であっても超大型クレーンを使わない組み立てを可能とする「ウインドリフト」を開発しました。陸上用では最大規模となる3MWクラス大型風車でも対応可能であり、建設コストの低減も期待できる装置となります。

業界初、エネルギーハーベスティングによるIoT技術を活用したスマート農業の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年05月17日

新電力ネット運営事務局

業界初、エネルギーハーベスティングによるIoT技術を活用したスマート農業

4月25日、ふくしま未来農業協同組合は、NTT東日本の圃場センシングソリューションを導入し、4月より運用を開始したと発表しました。果樹の防霜対策を目的としており、業界初のエネルギーハーベスティングによるスマート農業の推進事例となります。

日本初、三井造船が機械式の波力発電装置を設置、9年間に及ぶ研究成果の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年05月15日

新電力ネット運営事務局

日本初、三井造船が機械式の波力発電装置を設置、9年間に及ぶ研究成果

5月10日、三井造船は日本で初めて「機械式波力発電装置」を設置し、波力発電の実証試験を開始したと発表しました。新たな運転制御方法の効果、荒天時の耐久性の確認など実証項目を確認し、2017年の夏頃まで実施する予定です。

使用済み食用油から製造されたバイオ混合燃料で飛ぶ旅客機、200人以上が搭乗したエアバスA350で運航の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年05月10日

新電力ネット運営事務局

使用済み食用油から製造されたバイオ混合燃料で飛ぶ旅客機、200人以上が搭乗したエアバスA350で運航

5月3日、シンガポール空港はサンフランシスコ線に投入するA350-900で、バイオ燃料による太平洋横断飛行を開始したと発表しました。最初のフライトは、5月1日にシンガポール行きの便としてサンフランシスコを出発し、206人の乗客が搭乗しました。

家庭用の蓄電池を「ブロックチェーン」で統合、再エネの出力制御を抑えるプロジェクト始動の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年05月08日

新電力ネット運営事務局

家庭用の蓄電池を「ブロックチェーン」で統合、再エネの出力制御を抑えるプロジェクト始動

5月2日、欧州の大手送電事業者TenneT社とドイツの蓄電池開発などを手がけるsonnen社は、再エネの出力変動が及ぼす送電網への影響を抑える実証プロジェクトを共同で開始すると発表しました。複数の家庭用蓄電池を「ブロックチェーン」で制御することで、再エネの出力制御を軽減することが期待されます。

蓄電池を併設するメガソーラーとしては国内最大級、リチウムイオン電池の容量は17.5MWhの写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年04月28日

新電力ネット運営事務局

蓄電池を併設するメガソーラーとしては国内最大級、リチウムイオン電池の容量は17.5MWh

4月28日、ソフトバンクグループのSBエナジーと三菱UFJリースは、大規模太陽光発電所である「ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク 2」を設置し、共同で発電事業を行うと発表しました。出力規模は約 64.6MWとなり、蓄電池併設型の太陽光発電としては国内最大級となります。

改正FITに伴う太陽光発電の認定失効、認定された約315万件の内45万件以上が失効見込の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年04月26日

新電力ネット運営事務局

改正FITに伴う太陽光発電の認定失効、認定された約315万件の内45万件以上が失効見込

4月21日、経済産業省は改正FIT法に伴う認定失効について、全国で45.6万件が失効する見込みだと発表しました。出力ベースに換算すると2766万kWとなる見込みであり、認定された出力全体の約4分の1にあたる規模となります。

滑走路いらず、垂直離着陸ができる世界で初めての電動飛行機「Lilium Jet」が飛行成功の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年04月24日

新電力ネット運営事務局

滑走路いらず、垂直離着陸ができる世界で初めての電動飛行機「Lilium Jet」が飛行成功

4月20日、Liliumはドイツのバイエルン州において、垂直離着陸ができる世界で初めての電動飛行機「Lilium Jet」の飛行試験が成功したと発表しました。電動のため環境や騒音への影響が少なく、滑走路も必要でないことから、都市部での利用可能性も期待できます。

風力発電で圧縮空気を作り蓄電する、天候による出力変動を制御する技術の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年04月20日

新電力ネット運営事務局

風力発電で圧縮空気を作り蓄電する、天候による出力変動を制御する技術

4月20日、NEDOと早稲田大学、エネルギー総合工学研究所は、圧縮空気エネルギー貯蔵システムの実証試験を開始したと発表しました。従来、風力発電は天候による出力変動が課題でしたが、電気が余っているときに圧縮空気とすることで蓄電池のような役割を持たせることができます。

ほぼ100%の変換効率へ、省エネかつ長寿命なディスプレイ、ケンブリッジ大学が発見の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年04月19日

新電力ネット運営事務局

ほぼ100%の変換効率へ、省エネかつ長寿命なディスプレイ、ケンブリッジ大学が発見

3月30日、ケンブリッジ大学はイースト・アングリア大学、東フィンランド大学とのチームにおいて、変換効率がほぼ100%のディスプレイを開発したと発表しました。分子を回転させるこの新技術により、これまでより明るく・省エネでかつ長寿命なポテンシャルを実現します。

太陽光のZEN POWERが破産、FIT導入後では3番目の規模、九州では過去最高の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年04月18日

新電力ネット運営事務局

太陽光のZEN POWERが破産、FIT導入後では3番目の規模、九州では過去最高

帝国データバンクによると、福岡のZEN POWER(資本金3000万円、福岡市博多区博多駅前2-3-7)は、2016年12月22日に福岡地裁へ自己破産を申請、4月5日に同地裁より破産手続き開始決定を受けました。FIT導入後では3番目の規模、九州では過去最高の太陽光関連の倒産となります。

電気飛行機が世界最速の337.50km/hを達成、100人を1000km運ぶ旅客機に活用予定の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年04月17日

新電力ネット運営事務局

電気飛行機が世界最速の337.50km/hを達成、100人を1000km運ぶ旅客機に活用予定

4月4日、シーメンスは電気飛行機「330LE」のプロトタイプにおいて、世界最高記録である340km/hを達成したと発表しました。重量わずか50kgのモーターで260キロワットの出力を実現し、グライダーを76秒で600メートルまで引き上げる牽引力もあります。

「12」の再エネ普及対策、今後5年間の各府省庁による連携プロジェクトの写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年04月14日

新電力ネット運営事務局

「12」の再エネ普及対策、今後5年間の各府省庁による連携プロジェクト

4月11日、「再生可能エネルギー・水素等関係府省庁連絡会議」の第1回が開催され、水素・再エネの導入拡大に向けた取り組みが検討されました。このコラムでは、今後5年間程度の再生可能エネルギー導入拡大に向けた、各府省庁の連携プロジェクトについて見ていきます。

世界初、走行中の自動車にワイヤレス給電、EVの課題である航続距離の短さを解決の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年04月13日

新電力ネット運営事務局

世界初、走行中の自動車にワイヤレス給電、EVの課題である航続距離の短さを解決

4月5日、東京大学大学院、東洋電機製造、日本精工による研究グループは、ワイヤレス電力伝送を用いたインホイールモータを開発し、走行に成功したと発表しました。世界初となるこの技術により、ワイヤレス通信を用いることで車体と車輪間の完全なワイヤレス化を実現しました。

ネガワット取引に関する第三弾の電事法が施行、4月から本格開始するネガワット取引の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年04月12日

新電力ネット運営事務局

ネガワット取引に関する第三弾の電事法が施行、4月から本格開始するネガワット取引

4月1日、ネガワット取引に関する第三弾の電事法が施行されました。これにより、アグリゲーターがネガワットを需要家から集めて取引する「ネガワット取引」が、2017年4月から本格的に開始されることとなります。

108万円の省エネ診断に100万円の補助、CO2排出が50トン以上3000トン未満の事業者が対象の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年04月11日

新電力ネット運営事務局

108万円の省エネ診断に100万円の補助、CO2排出が50トン以上3000トン未満の事業者が対象

昨今、国際的にもCO2排出抑制に対する意識が高まっており、経済的かつ効果的な対策の重要性が増しています。そうした中、事業者による省エネの取り組みを促進するため、省エネ診断に係る費用を補助する制度が実施されます。5月から受付開始ですが、4月中の予約で上限まで埋まる可能性の高い補助金となっています。

ガスと電力が自由化することで生まれる市場、エネルギー業界における今後の予測(11)の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年04月10日

新電力ネット運営事務局

ガスと電力が自由化することで生まれる市場、エネルギー業界における今後の予測(11)

前回から引き続き、「電力とガスの違いについて~それぞれの特徴から考察する~」といったテーマにて連載コラムを掲載いたします。第11回目で最終回となる今回は、ガスと電気が自由化されたことによって生まれる市場や、業界の今後について予測していきます。

石油火力発電所を100%バイオマス燃料に変更検討、関西電力と三菱商事が協力の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年04月07日

新電力ネット運営事務局

石油火力発電所を100%バイオマス燃料に変更検討、関西電力と三菱商事が協力

4月5日、関西電力は三菱商事パワー(三菱商事株式会社100%子会社)と共同で「相生バイオエナジー株式会社」を設立したと発表しました。設立の目的は、相生発電所2号機の燃料について、現行の重油・原油から、木質バイオマスへの変更の検討を行うためとなります。

トヨタとNTTがコネクティッドカーに関する協業、AI活用や5G回線による新しい付加価値の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年04月06日

新電力ネット運営事務局

トヨタとNTTがコネクティッドカーに関する協業、AI活用や5G回線による新しい付加価値

3月27日、トヨタ自動車と日本電信電話(NTT)は、コネクティッドカー分野での協業を行うことに合意しました。この協業は、トヨタが保有する「自動車に関する技術」と、NTTグループ各社が保有する「ICTに関する技術」を組み合わせて、持続可能なスマートモビリティ社会の実現を目指すものです。

原油・天然ガス価格の見通し、日本の原油輸入価格は2040年に125ドル/バレル想定の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年04月05日

新電力ネット運営事務局

原油・天然ガス価格の見通し、日本の原油輸入価格は2040年に125ドル/バレル想定

4月3日、中国電力は将来の原油・天然ガス価格見通しについて、日米欧の代表的な3つの調査機関のデータをまとめた資料を発表しました。2040年までの長期予測について、各団体のデータをまとめた内容となります。