LED照明の一括見積、電気料金の削減をご希望の方
LED照明の一括見積のご案内
当事務局では、LEDへの切替を希望する皆様に対し、一括見積を提供しております。ご依頼いただいた皆様の状況に最適なLEDを選定し、ご紹介いたします。各メーカーのLEDを設置する際の参考価格を一覧でご覧いただくことで、削減メリット等を比較いただけます。
当センターの特徴としては、各電力会社とのコネクションを長年積み重ねてきたことにあります。LEDについては、多くの電力会社が商材として取り扱っており、私共では各電力会社と可能な限り顧客メリットとなるよう原価に近くなるよう価格調整させていただき、お客様との橋渡しをさせて頂きます。
またLEDを取り扱う電力会社の選定においては、コスト面を重視するほか、その他のアフターフォローや保証等の対応の丁寧さについても考慮します。対応の丁寧な電力会社の担当者をご紹介し、LEDの設置が円滑に進むようご支援いたします。
本サービスのメリットについて
皆様におかれましては、簡単な情報をお知らせ頂くのみで、複数メーカーのLED価格を比較いただく事が可能であり、比較検討の手間を省くことが出来ます。また、本スキームにつきましては、複数の工事業者等から電話営業が立て続けに発生することもありません。当事務局が窓口となり、概算お見積りを提出させて頂きます。
また概算お見積りの段階では、上記の通り、蛍光灯の本数など基本情報をご連絡いただくのみで、現地調査などの手間も必要ありません。基礎情報を元に概算お見積りを作成いたしますのでご覧いただき、その中で関心のあるメーカー等がありましたら、現地調査を実施する流れとなります。
価格につきましても、当事務局のエネルギー会社との長年のネットワークを活用し、最大限安価な提案をさせて頂きます。
お見積りご相談の流れ
下記の「お問い合わせフォーム」にて、LEDの一括見積を希望する旨をご連絡ください。その後、担当者からご連絡差し上げ、下記の情報を頂き、お見積り提出する流れとなります。
電話でのご質問等
03-6411-0859(10:00~18:00 土日祝休)
LED(Light Emitting Diode)について
照明の歴史は、紀元前に発明されたろうそくにさかのぼります。ローソクの起源は蝋(蜜蝋)や脂肪に木の皮、ブドウのつるやその他木片等を束ねた松明から発達したものと考えられており、古くはエジプト人やギリシャ人により利用されていました。日本においては、ローソクが最初に登場したのは722年(奈良時代)で、中国から仏教の伝来と共に蜜蝋燭が伝わったとされています。
この第一世代の明かりであるろうそくの時代は、エジソンによって白熱電球が発明される19世紀まで続きました。白熱電球は、「電気」を利用した始めたの灯りと言えるもので、真空にしたガラス球内に、封入したフィラメントと呼ばれる炭素の芯に通電することで発光させる仕組みになっています。
実は白熱電球を始めて作ったのはエジソンではなく、英国のデ・ラ・ルーエが1820年に作成したものだと言われています。その後の1878年、実用的なカーボン電球がイギリスのジョセフ・スワンにより作られましたが、点灯時間は40秒程度であり、事実上は成功したと言い難いものでした。その一年後である1879年、エジソンが開発した白熱電球は、フィラメント素材として木綿糸にタールを塗ったものであり、点灯時間は45時間程度でした。そのため、実用白熱電球の発明者はエジソンとされることとなったのです。
ただ、45時間でもまだまだ短い時間なので、白熱電球の開発とは、長時間にわたって発光し続けられるフィラメントの材料探しでした。そこである日エジソンは、竹をフィラメントに使って実験したところ、連続点灯時間が200時間を越える結果を得ました。数多くの失敗から成功を導いたことで有名なエジソンですが、ここに至り白熱電球を長時間持続させる足掛かりを得ました。このことがきっかけとなり、エジソンは世界中の竹を集めることとなりました。
エジソンは、竹を世界中から集めるために10万ドルの費用を費やし、20人の調査員を世界中に派遣したといわれています。竹は世界中に1200種類ほど存在していますが、調査員の一人が、「竹ならば京都が一番である」という情報を得ます。そして、京都の石清水八幡宮周辺の竹をフィラメントとして炭化させ実験したところ、1200時間の点灯に成功しました。つまり、電気を利用した近代的な照明は、「日本の竹」が大きく貢献することで実現したといえます。
次に、1926年にドイツのエトムント・ゲルマーらによって蛍光灯が発明されました。その後1938(昭和13)年には、GE社によって蛍光ランプが発売されました。日本においては、東芝がいち早くGE社に研究者を派遣し技術を習得、1940年には日本初の蛍光ランプの実用化に成功したました。その設置第1号は、奈良・法隆寺の金堂壁画を模写するために20Wの直管形蛍光ランプ(昼光色)が136本使われたものとなります。
蛍光灯は水銀ガスの放電で得られた紫外光を蛍光体で白色光に変換するものであり、発熱量は白熱電球に比べ低く、少ない電力で明かりを灯すことが可能です。しかしながら、ガラス管の中にはアルゴン、ネオン、クリプトン等の不活性ガスと、有害な水銀が封入されており、次世代のより高効率かつ環境に優しい照明技術が求められていました。
こうした中、1962年、「LED発明の父」と呼ばれる米ゼネラル・エレクトリックのニック・ホロニアック氏が赤色LEDを発明しました。その後、1970年代までに赤、黄、橙(だいだい)、黄緑などの各色LEDが誕生しました。
1996年には青色LEDと黄色蛍光体による白色LEDが発表され、その後LEDは多くの改良が加えられ、現在では省エネ用照明光源として幅広く活躍しています。LEDのメリットとしては、主に下記が挙げられます。
- 人には見えない紫外線や赤外線をほとんど含まず、可視光が効率よく得られ、紫外線による商品の退色や赤外線による熱的ダメージを軽減することができる
- 少ない消費電力で明るく点灯するので効率が高い。(代表的な電球形LEDランプを事例とすると、白熱電球の約1/6程度の電力で同じ光束が得られる)
- 低温でも瞬時に点灯する
- 長寿命(LED:約40000時間(光束維持率70%)、白熱ランプ:約1000~2000時間、蛍光ランプ:約6000~12000時間)
- LED照明は環境負荷物質(水銀や鉛など)を含まない
また、日本政府としては2030年までにすべての照明器具をLEDや有機ELにするという目標を設定しており、2017年ごろから各メーカーが自主的に蛍光灯器具の生産を徐々に終了しています。
LEDの生産停止に関して、特に影響の大きい事象が2015年施行の「水銀による環境の汚染の防止に関する法律」にあります。これによって2021年1月以降、水銀を使用した製品のうち基準を超えるものは規制の対象となり、製造できなくなります。また2023年10月~11月に開催された「水銀に関する水俣条約第5回締約国会議」において、蛍光ランプの製造等をその種類に応じ2027年末までに禁止することが決定しました。
LEDはこれまでの水銀灯を含む照明と比較すると、相対的に環境への影響が小さく、また光源への変換効率も高いため環境負荷も小さいとされています。