地熱資源が世界2位のインドネシアで世界最大の地熱発電IPP、出力100MW超えの初号機が運転開始
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3月22日、九州電力は「インドネシア・サルーラ地熱IPPプロジェクト」について、初号機の営業運転を開始したと発表しました。単一開発契約としては世界最大規模の地熱発電IPPとなり、30年間にわたってインドネシア国有電力会社に売電するものです。
世界最大の地熱発電IPP、初号機が運転開始
インドネシアは米国に次ぐ世界第二位の地熱資源を有し、実際の導入量(2015年)に関しても米国、フィリピンに次ぎ第三位の地位を占める地熱発電大国です(図1)。同国は地熱を戦略的な電力源として位置付けており、例えば2010年4月にバリ島で開催された「世界地熱会議(WGC)」では、ユドヨノ大統領が「世界トップの地熱発電大国を目指す」と表明しています。
近年では、2016年1月8日にインドネシア地熱局が2015年から2019年の5年間で、地熱発電量を1438.5MWから1715MWに増量すると短期目標を発表しております。2025年までの長期目標では、2016年6月14日にマリティ・フタピー多様化再生可能エネルギー局長が、地熱発電7200MWの実現を目指すとしています。

図1 世界の地熱資源量と設備容量 出典:独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構
このインドネシアにおいて、単一開発契約としては世界最大規模の地熱発電IPPにおける初号機が運転開始しました。この地熱発電IPPには、九州電力(25%)、伊藤忠商事(25%)、国際石油開発帝石(18.25%)、インドネシアのPT Medco Power Indonesia(19%)、米国のOrmat Technologies(12.75%)が出資しています。
今回のプロジェクトは、九州電力及び西日本技術開発等の、九電グループが保有する地熱発電技術を活用して開発が進められています。内容としては、インドネシア北スマトラ州サルーラ地区の地熱鉱区を開発するとともに、プロジェクト合計で出力320.8MWの地熱発電所を建設し、30年間にわたってインドネシア国有電力会社に売電するものです(図2)。

図2 発電所の建設地 出典:九州電力
第3号機が平成30年に運転開始予定
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