プレスリリース|PRESS
研究・調査報告川崎重工、水素取引を支援する「水素プラットフォーム」の実証試験が完了

水素取引を支援する『水素プラットフォーム』の実証試験が完了
川崎重工は、第三者認証機関であるDNV(*1)の支援を受けて、水素の製造から利用者に届けるまでにいたるサプライチェーン(以下、SC)全体のGHG排出量を算定する水素プラットフォーム(以下、本PF)を用いて、水素製造などの実設備にて取得したデータを使用したGHG排出量を算定する方法が、水素の炭素集約度(*2)算定方法論を示した国際規格(ISO/TS19870 : 2023)に則していることを検証し、この度実証試験(以下、本実証試験)が完了しました。
株式会社大林組が取り組む「大分県九重町 地熱由来水素利活用事業」を対象に、水素製造サイトを管理する株式会社大林組と、製造サイトからの輸送およびFCV(燃料電池自動車)へ水素を供給する水素ステーションを管理する江藤産業株式会社の協力を得て、水素SCにおけるPoC(概念実証)を実施しました。
◇参考画像は添付の関連資料を参照
本実証試験では、地熱発電所の電力から水素を製造し、カードル(※3)に充填後、トラックで大分市内の水素ステーションまで輸送、FCV(燃料電池自動車)に充填するところまでの、製造から消費手前までのSC全体を対象としました。検証では、GHG排出源を特定し、電力消費量やカードル輸送の実走行距離などの排出源のデータに加えて水素量に関わるデータをセンサーや伝票などから取得し、GHG排出量および水素の炭素集約度の算定方法が、国際規格に則していることを確認しました。
水素流通を「見える化」するデジタル管理システムを構築するために、まずはコア機能となる以下の2つのサービスから実証を行いました。
●GHG排出量および炭素集約度評価および管理
●水素の所在地や炭素集約度等の属性情報管理によるトレーサビリティの確保
◇以下は添付リリースを参照
リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。
参考画像(1)
https://release.nikkei.co.jp/attach/686905/01_202502141210.jpg
参考画像(2)
https://release.nikkei.co.jp/attach/686905/02_202502141210.jpg
《本プレスリリースの詳細は、以下のURLをご確認ください。》
https://www.khi.co.jp/pressrelease/detail/20250214_1.html
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