ダックカーブ (Duck curve)

ダックカーブ (Duck curve)とは

An effect also known as the duck curve phenomenon. It is called a duck curve because daily net electricity demand fluctuates greatly depending on the time of day, resulting in a graph in the shape of a duck.

「ダックカーブ現象」ともいわれます。一日の実質電力需要の推移を表すグラフが時間帯によって大きく変動し、アヒルのような形を描くことから「ダックカーブ」と呼ばれるようになりました。

日中は太陽光発電で電力消費をまかなうため、実質電力需要が少なくなります。一方で、17時以降は太陽光発電の発電量は減少しますが、電力需要はピークを迎えるため、実質電力需要が急増します。日中は供給過剰となり、夕方は供給不足になる恐れがあることから、電力系統の安定化や配電網の安定化といった対策が必要です。

「キーワードでわかる! 脱炭素と電力・エネルギー[上級編]」より
 5日間でわかる 系統用蓄電池ビジネス