インパクト投資(Impact investing)

インパクト投資(Impact investing)とは

従来の経済的なリターンの獲得に加え、投資を通じて社会的課題の解決を目指す投資です。

A type of investment that seeks to resolve social issues through investment in addition to the conventional aim of making economic returns.

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インパクト投資は、環境・社会課題への影響(インパクト)を生み出すことと、経済的なリターンの達成を同時に実現するもので、株式、債券などのあらゆるアセット(資産)クラスが対象となります。インパクト投資という言葉は、2007年にアメリカの慈善事業団体・ロックフェラー財団が初めて使用したといわれています。

近年、「SDGs」の策定や「パリ協定」の合意などを背景に、ESG投資の延長線上でのインパクト投資が急増しています。ESG投資と異なる点は、「金銭的リターンの獲得と、社会・環境問題の解決(社会的リターンの獲得)」を明示的に投資目的に掲げている点にあります。

「キーワードでわかる! 脱炭素と電力・エネルギー[上級編]」より
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