主力電源化 (Making renewables a core power source)

主力電源化とは

Efforts are underway to make renewable energy a core power source to achieve a decarbonized society.

脱炭素社会の実現に向けて、再生可能エネルギーを主力電源にするための取り組みが進められています。

これまでの日本の主力電源は火力発電でした。2019年時点では電源構成の75%以上を占めています。2030年度におけるエネルギーの割合を示したエネルギーミックスは、再生可能エネルギーの導入水準は22~24%、原子力で20~22%、火力で56%とされていました。さらに2021年7月には、再生可能エネルギーの導入水準を36~38%に引き上げる案が出されています。

主力電源化の実現に向けては、太陽光発電の大量導入や洋上風力発電の普及が鍵となっています。課題としては、コスト削減や長期安定発電、系統制約、調整力の確保などが挙げられています。

「キーワードでわかる! 脱炭素と電力・エネルギー[中級編]」より
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