カーボンニュートラルポート (Carbon neutral port)
カーボンニュートラルポートとは
Many of the industries that account for approximately 60% of CO₂ emissions are located in ports. The Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism is promoting various initiatives to create carbon neutral ports with advanced port functions designed with decarbonization in mind.
国土交通省では、CO₂排出量の約60%を占める産業の多くが存在する港湾において、脱炭素化を踏まえた高度な港湾機能を備えた「カーボンニュートラルポート(CNP)」を作るため、さまざまな取り組みを進めています。国土交通省が想定する「カーボンニュートラルポート(CNP)」のイメージは次のようなものです。
・臨海部冷蔵倉庫などにおける次世代エネルギー利活用の拡大
・次世代エネルギー輸出入、配送拠点となる港湾施設の整備
・トレーラー等向け水素ステーションの整備
・トレーラーなどへの燃料電池導入
・カーボンニュートラルな電力による船舶への陸上電力供給
・湾岸荷役機械への燃料電池の導入
・船舶への次世代エネルギー供給体制強化
・次世代エネルギー燃料船の開発
「キーワードでわかる! 脱炭素と電力・エネルギー[中級編]」より