責任投資原則(Principles for Responsible Investment(PRI))

責任投資原則とは

「国連環境計画(UNEP)」と「国連グローバル・コンパクト(UNGC)」とのパートナーシップが打ち出した、投資に対する原則のことです。

A set of investment principles developed by the partnership of the United Nations Environment Programme (UNEP) and the United Nations Global Compact (UNGC).

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責任投資原則(PRI)では、ESGを投資の分析や意思決定、株主行動に取り込むことが求められています。2006年に、当時の国際連合事務総長であったコフィー・アナン氏が金融業界に提唱しました。世界共通のガイドラインとして位置づけられています。

PRIを推進するのは「THE PRI」という団体です。PRIは6つの原則から構成され、35の行動が示されています。PRIに法的拘束力はありません。2019年3月時点の署名機関数は2,200以上となっており、うちアセットオーナー(資産の保有者となる組織)の運用資産総額は約20兆ドルに上ります。

「キーワードでわかる! 脱炭素と電力・エネルギー[中級編]」より
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