カーボンオフセット (Carbon offsetting)

カーボンオフセットとは

日常生活や経済活動の中で排出されるCO₂などの温室効果ガスのうち、削減努力をしても削減できない全部分、または一部分を植林・森林保護・クリーンエネルギー事業(排出権購入)などで埋め合わせをすることです。

This means to offset greenhouse gases emitted in our daily lives and economic activities with afforestation, forest protection, clean energy projects (e.g., emission permit purchases) and other efforts. Carbon offsets are used to compensate for all or part of the greenhouse emissions that cannot be reduced despite reduction efforts.

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カーボンオフセットの主な取り組みは次の通りです。

①オフセット製品・サービス:製品を製造・販売したり、サービスを提供・利用したりする際に排出される温室効果ガス排出量を埋め合わせる取り組み。②会議・イベントのオフセット:スポーツ大会やコンサート、国際会議などの主催者などが、その開催に伴い排出される温室効果ガス排出量を埋め合わせる取り組み。③自己活動オフセット:自らの活動に伴って排出される温室効果ガス排出量を埋め合わせる取り組み。④クレジット付製品・サービス:製品・サービスやイベントのチケットにクレジットを付けて、購入者や来場者の日常生活に伴う温室効果ガス排出量を埋め合わせる取り組み。⑤寄付型オフセット:クレジットの活用による地球温暖化防止活動への貢献・資金提供などを目的として参加者を募り、クレジットを購入し、温室効果ガス排出量を無効化する取り組み。

「キーワードでわかる! 脱炭素と電力・エネルギー[中級編]」より