電力ニュース・コラム
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再エネのニュース・コラム一覧
一般社団法人エネルギー情報センター
2017年07月26日
住友商事、木質ペレット製造会社へ資本参画、バイオマス発電の需要増加を見据える
7月21日、住友商事はカナダの木質ペレット製造会社、Pacific BioEnergy Corporationの株式を47.6パーセント取得し、カナダにおける木質ペレット製造事業に参入したと発表しました。住友商事は、2008年に発電用バイオマス燃料の対日輸入ビジネスを開始し、これまで海外の安定ソースの開拓を進めてきました。
一般社団法人エネルギー情報センター
2017年07月25日
再エネの電源比率を高める効率的運用、東京や中部での導入促進が課題
7月21日、経済産業省は再エネの導入拡大を可能とする需給調整資源の活用のあり方を、電力潮流の挙動とともに詳しく分析した「電力需給モデルを活用したシミュレーション調査」の調査報告書を発表しました。
一般社団法人エネルギー情報センター
2017年07月24日
中国山西省で世界初の「パンダ型」の巨大メガソーラー、半分の50MWがグリッドに正式接続
Panda Green Energy Groupは6月、中国山西省で世界初の「パンダ型メガソーラー」を系統に接続したと発表しました。発電所の全体としては設備容量が100MWの予定となっており、今回は第一段階として半分の50MWが試験運転に入った形となります。
一般社団法人エネルギー情報センター
2017年07月14日
トヨタ、北米の新本社屋では使用電力の全てを再生可能エネルギーで賄う予定
7月6日、トヨタ自動車の北米事業体であるToyota Motor North Americaは、新本社屋のオープニング式典を実施し、使用電力の全てを再生可能エネルギーで賄う予定であると発表しました。2万枚以上のソーラーパネルを設置することで使用電力の30%以上を賄うほか、足りない電力については州内の風力発電による電力を調達します。
一般社団法人エネルギー情報センター
2017年07月11日
世界初、海流発電の100kW級実証試験、2020年の実用化を目指す
7月7日、NEDOとIHIは水中浮遊式海流発電システムの100kW級実証機「かいりゅう」を、IHI横浜事業所で完成させたと発表しました。今夏、実際に海流を利用した100kW規模の海流発電としては、世界初となる実証試験が行われます。
一般社団法人エネルギー情報センター
2017年07月06日
マグマ起源の流体を利用する次世代の地熱発電、超臨界地熱発電の実現可能性の調査開始
7月4日、NEDOは超臨界地熱発電技術について実現可能性の調査に着手すると発表しました。超臨界地熱発電は、国内の地熱発電容量を現在の数十倍以上にできるポテンシャル(数十~数百GW)があるとされている次世代の地熱発電技術です。
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2017年06月27日
四国電力、太陽光発電では初めての海外発電(IIP)事業、チリ共和国で実施
6月23日、四国電力は双日およびフランスの大手建設会社であるEiffage S.A.社と共同事業体を結成し、チリ共和国における太陽光発電 事業に参画すると発表しました。四国電力にとっては4件目の海外発電事業であり、太陽光発電では初めての案件となります。
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2017年06月23日
固定価格買取制度、2017年10月から風力・水力・バイオマスの調達価格が下落
6月15日、資源エネルギー庁は固定価格買い取り制度の調達価格について、2017年10月から変更されると注意喚起する旨をHPにて発表しました。風力・水力・バイオマスが対象であり、変更前の単価を適用するには、認定を2017年9月末までに受ける必要があります。
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2017年06月16日
イーレックス、沖縄県で最大のバイオマス発電、全量を県内に供給予定
6月15日、イーレックスは沖縄県におけるバイオマス発電事業を推進させるた め、準備会社の設立を取締役会において決議したと発表しました。バイオマスを主燃料とする発電所としては、沖縄県内最大規模の設備となる見通しとなり、全量が県内の顧客に供給される予定です。
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2017年05月26日
パナソニックの太陽光発電、夏場の発電効率低下を約半減、出力温度係数は世界最高水準
パナソニックは5月24日、シリコン系太陽電池モジュールの出力温度係数において、量産レベルとして世界最高水準となる-0.258%/℃を達成したと発表しました。同社のこれまでの出力温度係数は-0.29%/℃であったため、0.032ポイント上回る技術向上を実現したこととなります。
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2017年05月22日
大林組、3MWクラスの大型風力発電でも超大型クレーンを使わずに組み立てる装置を開発
5月19日、大林組は巴技研と共同で、大型風車であっても超大型クレーンを使わない組み立てを可能とする「ウインドリフト」を開発しました。陸上用では最大規模となる3MWクラス大型風車でも対応可能であり、建設コストの低減も期待できる装置となります。
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2017年05月15日
日本初、三井造船が機械式の波力発電装置を設置、9年間に及ぶ研究成果
5月10日、三井造船は日本で初めて「機械式波力発電装置」を設置し、波力発電の実証試験を開始したと発表しました。新たな運転制御方法の効果、荒天時の耐久性の確認など実証項目を確認し、2017年の夏頃まで実施する予定です。
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2017年04月28日
蓄電池を併設するメガソーラーとしては国内最大級、リチウムイオン電池の容量は17.5MWh
4月28日、ソフトバンクグループのSBエナジーと三菱UFJリースは、大規模太陽光発電所である「ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク 2」を設置し、共同で発電事業を行うと発表しました。出力規模は約 64.6MWとなり、蓄電池併設型の太陽光発電としては国内最大級となります。
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2017年04月20日
風力発電で圧縮空気を作り蓄電する、天候による出力変動を制御する技術
4月20日、NEDOと早稲田大学、エネルギー総合工学研究所は、圧縮空気エネルギー貯蔵システムの実証試験を開始したと発表しました。従来、風力発電は天候による出力変動が課題でしたが、電気が余っているときに圧縮空気とすることで蓄電池のような役割を持たせることができます。
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2017年04月18日
太陽光のZEN POWERが破産、FIT導入後では3番目の規模、九州では過去最高
帝国データバンクによると、福岡のZEN POWER(資本金3000万円、福岡市博多区博多駅前2-3-7)は、2016年12月22日に福岡地裁へ自己破産を申請、4月5日に同地裁より破産手続き開始決定を受けました。FIT導入後では3番目の規模、九州では過去最高の太陽光関連の倒産となります。
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2017年04月07日
石油火力発電所を100%バイオマス燃料に変更検討、関西電力と三菱商事が協力
4月5日、関西電力は三菱商事パワー(三菱商事株式会社100%子会社)と共同で「相生バイオエナジー株式会社」を設立したと発表しました。設立の目的は、相生発電所2号機の燃料について、現行の重油・原油から、木質バイオマスへの変更の検討を行うためとなります。
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2017年04月03日
改正FITが始まり生まれる新サービス、太陽光発電の新しい認定基準に対応した看板ビジネス
3月31日、太陽光発電設備のメンテナンス等を展開するテクノケアが、改正FIT法に対応した標識の取り扱いを開始すると発表しました。改正FITにおいては、20kW以上の太陽光発電に標識を掲示することが義務付けられており、今後広まるニーズをくみ取ったサービスとなります。
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2017年03月24日
地熱資源が世界2位のインドネシアで世界最大の地熱発電IPP、出力100MW超えの初号機が運転開始
3月22日、九州電力は「インドネシア・サルーラ地熱IPPプロジェクト」について、初号機の営業運転を開始したと発表しました。単一開発契約としては世界最大規模の地熱発電IPPとなり、30年間にわたってインドネシア国有電力会社に売電するものです。
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2017年03月10日
エジソンが電球発明に利用した「竹」がバイオ燃料にも使える、日立が新技術を開発
3月9日、日立製作所はこれまでバイオマス燃料に適さないとされてきた「竹」を発電に利用できる新技術を開発しました。その過程で抽出される成分は植物育成剤としても利用可能であり、持続可能なバイオマス再生循環システムの確立につながることが期待されます。
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2017年03月08日
中国電力、「出力20kW未満」の風力発電設備も出力制御の対象に
3月7日、中国電力は「固定価格買取制度に基づく風力発電設備の指定電気事業者」に指定されたと発表しました。これにより3月7日以降、出力20kW未満の風力発電設備についても、年間720時間を上限に無補償での出力制御に同意することが前提となります。