プレスリリース|PRESS
研究・調査報告横浜国大、Jパワー・産総研と共同で排ガス中のCO2とシリコン廃材からギ酸合成に成功

排ガス中のCO2とシリコン廃材からギ酸合成に成功
〜太陽光パネルのリサイクルと排ガスの産業利用に向けた新提案〜
■本研究のポイント
・火力発電所由来の排ガス中のCO2を直接ギ酸へ転換
・実際の廃棄太陽光パネルから回収したシリコンを還元剤として活用
・CO2との反応性に影響を与えるシリコン廃材中の不純物を特定
【研究概要】
横浜国立大学 大学院工学研究院の本倉健教授らの研究グループは、電源開発株式会社、産業技術総合研究所と共同で、火力発電所由来の排ガスに含まれるCO2と、廃棄太陽光パネルから回収されたシリコンを直接反応させて、ギ酸を合成できることを見いだしました。実際の排ガスとシリコン廃材を直接反応させることができ、排ガス中CO2の有効利用と廃棄太陽光パネルのリサイクルを同時に実現する技術の確立に近づきました。
本研究成果は、アメリカ化学会の国際学術雑誌「ACS Sustainable Resource Management」(オープンアクセス、7月13日付 : 日本時間7月14日)に掲載されました。
【社会的な背景】
2050年カーボンニュートラル実現へ向けて、CO2の資源化技術の確立が重要な課題とされる中、CO2からの有価物合成が注目されており、様々な研究が進んでいますが、排ガス中に含まれるCO2の直接利用が期待されています。
一方で、再生可能エネルギーである太陽光発電の供給量増加へ向けて、太陽光パネルの需要が大幅に伸びていますが、20〜30年程度の耐用年数経過後、寿命を迎えたパネルの大量廃棄が予想されています。太陽光パネルを、ガラス、アルミフレーム、金属等に分離する技術は実用化段階にありますが、全体の重量当たり3%を占めるシリコン部位に関しては有力なリサイクル方法が確立されていません。
《本プレスリリースの詳細は、以下のURLをご確認ください。》
https://www.ynu.ac.jp/hus/koho/33786/34_33786_1_1_250714102608.pdf
| 会社名 | 横浜国立大学 |
|---|---|
| 所在地 | 横浜市保土ケ谷区常盤台79番1号 |
| 会社URL | https://www.ynu.ac.jp/ |
















