プレスリリース|PRESS

製品

ノリタケカンパニーリミテド、大気中のCO2を直接回収するDAC用多孔質部材「SUPCA」を開発

ノリタケカンパニーリミテド、大気中のCO2を直接回収するDAC用多孔質部材「SUPCA」を開発の概要写真
(発表日:2024年7月8日)

DAC用多孔質部材「SUPCA」開発のお知らせ
独自技術で効率的なCO2の回収が可能
環境に配慮した設計

株式会社ノリタケカンパニーリミテド (本社 : 愛知県名古屋市、代表取締役社長 : 東山 明、以下 ノリタケ) は、大気中のCO2を直接回収するDAC (Direct Air Capture) 用多孔質部材「SUPCA (サプカ) 」を開発しました。SUPCAは、内部の吸着材(※1)にCO2吸収液を保持させることにより、CO2を吸収・脱離し回収する機能を有するもので、原料の一部には、CO2排出を抑えて製造されたバイオマス原料を採用しています。

■開発の背景
カーボンニュートラルが求められている中、DAC技術は、大気中にわずか0.04%しか存在しないCO2を効率的に回収する性能が重要です。そのため、CO2を回収するための部材としては、CO2を速く吸収することや、圧力損失を下げて低いエネルギーで大気を処理できるものが求められています。

また、一般的な吸着材には、主に合成原料が使用されていますが、製造時のCO2排出量が多いという課題があります。

*参考画像は添付の関連資料を参照

■「SUPCA」について
SUPCAは、特殊構造の有機物に無機物の粒子 (マイクロサイズの吸着材) を複合させる独自技術を活用し開発した製品です。吸着材は、CO2との接触面積が大きく、CO2の吸収が速いことが特徴です。これにより、効率的にCO2を回収することが可能です。また、SUPCAの原料の一部には、CO2排出を抑えて製造されたバイオマス原料を採用しています。今後は、再生原料の採用も進め、環境配慮に向けた開発を進めます。

*以下は添付リリースを参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

参考画像
https://release.nikkei.co.jp/attach/674517/01_202407081701.png

添付リリース
https://release.nikkei.co.jp/attach/674517/02_202407081701.pdf
会社名 ノリタケ株式会社
所在地 愛知県名古屋市西区則武新町三丁目1番36号
電話番号
メールアドレス
会社URL https://www.noritake.co.jp/