プレスリリース|PRESS
研究・調査報告NECとNTT、12コア光ファイバーによる7,000km以上の長距離伝送実験に成功
NECとNTT、世界初、12コア光ファイバーによる7,000km以上の長距離伝送実験に成功
〜大洋横断級光海底ケーブルの大容量化に向けて前進〜
日本電気株式会社(本社 : 東京都港区、取締役 代表執行役社長 兼 CEO : 森田隆之、以下 NEC)と日本電信電話株式会社(本社 : 東京都千代田区、代表取締役社長 : 島田明、以下 NTT)は世界で初めて、標準的な外径(0.125mm)の光ファイバーに光信号の伝送路を12本設けた12コア結合型マルチコアファイバー(注1)を用いて、大洋横断級7,280kmの伝送実験に成功しました。本成果は、将来の光海底ケーブルをはじめとする大容量光ネットワークの実現に貢献する、次世代の伝送基盤技術として期待されます。
※図1は添付の関連資料を参照
■背景
グローバルにおける5Gの普及や分散するデータセンター間の通信増などにともない、2018年から2022年における国際インターネット通信量は年平均成長率30%で増加し(注2)、この傾向は今後も続くと予想されています。旺盛な通信需要に対応するため、光海底ケーブルの増設に加え、光海底ケーブルシステム当たりの伝送容量を増加するニーズが高まっています。
既存の光海底ケーブルには、1本のファイバー内にコアと呼ばれる光伝送路を1本設けたシングルコアファイバーが用いられています(図1左)。これに対し、ファイバーを標準的な外径から変えずに複数のコアを設けて通信容量を増やすマルチコアファイバー(図1右)を用いることで、ケーブルの大容量化をめざす研究開発が世界中で進められており、NECは現在、光伝送路を2本設けた2コアのマルチコアファイバーを用いた長距離光海底ケーブルシステムの敷設プロジェクトを手掛けています。
※以下は添付リリースを参照
リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。
図1
https://release.nikkei.co.jp/attach/669637/01_202403211420.png
添付リリース
https://release.nikkei.co.jp/attach/669637/02_202403211420.pdf
会社名 | 日本電気株式会社 |
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所在地 | 108-0014 東京都港区芝5丁目7−1 |
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会社URL | https://jpn.nec.com/ |