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研究・調査報告

帝国データバンク、新電力会社の利用状況に関するアンケート結果を発表

帝国データバンク、新電力会社の利用状況に関するアンケート結果を発表の概要写真
(発表:2022年5月12日)

新電力会社の利用状況に関するアンケート
現在、約3割の企業が新電力会社を利用、うち7割が継続利用の意向

〜 供給停止や料金の高騰で大手電力会社への切り替えを検討する企業も 〜

エネルギー価格高騰の影響が各所で表れています。帝国データバンクの2022年3月の調査でも企業の仕入単価DIが過去20年で最高の水準を記録しました。なかでも新電力業界では、調達コストの急激な上昇などから、2021年度の新電力会社の倒産件数は過去最多[1]となるなど厳しい状況が続いています。

そこで、帝国データバンクは、企業の電力会社の利用状況に関するアンケートを行いました。

● アンケート期間は2022年5月6日〜9日、有効回答企業数は1,902社(インターネット調査)

【アンケート結果】

1. 現在、企業の28.8%が「新電力会社」を利用

現在、利用している電力会社について尋ねたところ、「新電力会社[2]」が28.8%と約3割にのぼりました。企業からは「料金面でのメリットがあるうちは、継続する予定」(建設機械器具賃貸、岡山県)とあるように、コスト面でのメリットに関する声があがっていました。

他方、「大手電力会社[3]」を利用する企業は65.5%となっています。

※グラフ資料(1)は添付の関連資料を参照

2. 新電力会社の料金価格高騰や事業撤退などを受け、大手電力会社へ切り替えを検討する企業も

さらに、今後の電力会社の利用予定(切り替え予定・検討含む)についても尋ねたところ、現在、大手電力会社を利用する企業のうち「【今後】大手電力会社を利用」する企業は96.2%となりました。次いで、現在、新電力会社を利用する企業のうち「【今後】同じ新電力会社を利用」と回答した企業が70.4%で続いています。

また、「新電力会社と契約していたが、料金が大手電力会社より高くなるとのことになり、最近大手電力会社へ申し込みをした。6月から切り替えとなる」(ごみ収集運搬、北海道)とあるように、現在、新電力会社を利用する企業のうち約2割の企業で「【今後】大手電力会社を利用」(19.7%)と回答しました。

※グラフ資料(2)は添付の関連資料を参照

※以下は添付リリースを参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

グラフ資料(1)

https://release.nikkei.co.jp/attach/632087/01_202205121501.PNG

グラフ資料(2)

https://release.nikkei.co.jp/attach/632087/02_202205121501.jpg

添付リリース

https://release.nikkei.co.jp/attach/632087/03_202205121501.pdf
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