Co2(二酸化炭素)について改めて考えよう

2018年08月31日

所属:跡見学園女子大学

インターン生:H.Mさん

Co2(二酸化炭素)について改めて考えようの写真

みなさん、地球温暖化について考えたことはありますか。 地球温暖化とは、簡単にいうと地球の大気・平均温度が長期的に上昇する現象です。 実際に、2018年の夏は猛暑日が多く、日本各地で40度を超えています。 8月29日付けの朝日新聞では、2100年には東京は44度を超えるといわれ、年々温度は上がっていくでしょう。この現象を少しでも軽くすることは出来るのか考えてみましょう。

はじめに

地球温暖化が進んでいく中、その原因は何なのか。それは、Co2(二酸化炭素)なのです。なぜ、Co2が増えていったのでしょうか。遡ると、18世紀になります。

18世紀後半には、産業革命が起こります。それ以降に石炭・天然ガスや石油などの化学燃料を使うようになりました。化学燃料は、大昔に生きていた動植物が死んで地中で深く閉じ込められ、長い時間地球の圧力がかかっていた炭素が濃縮されています。

それを掘り出し、燃やすことで、エネルギー源としてはとても効率のいいのです。しかし、昔から蓄積された炭素が大量に放出され、大気中のCo2の量が増加することとなりました。

また、これだけではありません。人間が土地で耕作などをするため木を伐採し森林を開発していきました。森林は、光合成をするものです。CO2を吸収してくれるはずが、その森林を伐採し、燃やすことで森林面積が減少と共に、Co2を生み出しています。

主に、この二つが原因と言われています。割合で示すと地球温暖化の原因の中でCo2は76%。その中でもCo2の原因が化学燃料などのCo2が65%、森林伐採などのCo2は11%なのです。

日本と世界のCo2排出量

世界には約196カ国あります。全国地球温暖化防止活動推進センター(JCCCA)の調査によるとCo2の排出量が多い国は①中国(約28.4%)②アメリカ(15.4%)③インド(6.4%)④ロシア(4.8%)⑤日本(3.5%)となっています。

過去20年における二酸化炭素増加の4分の3は、石炭。石油などの化石燃料によるものです。特に上位5カ国に入り、先進国のアメリカ・日本などは重い責任を担わなければなりません。

Co2が増え続けると・・・

このまま増え続けていくと、今世紀末には地球の平均気温が最大で4.8度上昇する予測しています。他にも、どういったことが予測されるか紹介していきます。

①現在絶滅危惧種に認定されている動物はますます追い詰められ絶滅していきます。

②気候の変動により、害虫が増加し農作物に影響を与え不作が続いていきます。

③海水の熱膨張やグリーランド、南極の氷融け、今世紀末には最大82cm上昇します。

④マラリアなど熱帯性を持つ感染症の発生範囲が広がっていきます。

⑤サンゴが白化する可能性があうため生態系に影響が生まれていきます。

⑥異常気象が多くなります。

国連環境計画(UNEP)が2001年2月に発表したものでは2050年にはCo2の濃度が二倍になり繰り返される異常気象と海面上昇による漁業・農業の悪影響で年間3000億ドルの損失が生まれるといわれています。3000億ドルは日本円で、約35兆円です。実際に過去100年で地球の平均気温が0.74度上昇し、海面水位は17cmも上昇しました。

対策方法

これ以上Co2を増やさないように対策をしなければなりません。生活の中で出来ることを紹介していきます。

リビング(夏)

  1. 冷房の設定温度は28度にする
  2. 冷房時、にはカーテン、ブラインドを閉める
  3. ドア、ふすまを閉め冷房範囲を狭める
  4. エアコンのフィルターを掃除する(月2回)
  5. 扇風機、うちわを使う
  6. テレビを見る時間を少なくする
  7. テレビの明るさを調整する
  8. 白熱電球を電球型蛍光灯やLEDに変える
  9. 照明時間を短くす

台所(夏)

  1. 冷蔵庫をなるべく壁から離し、周りに物を置かない
  2. 設定温度を強から中にする
  3. 冷蔵庫の中を整理する
  4. 炊飯器、電子ポットの保温をやめる

洗濯(夏)

  1. 洗濯機の乾燥機、衣類乾燥機は使わない

屋外(夏)

  1. 窓に空気層のある断熱層を貼る
  2. 部屋の外(ベランダ)にすだれを置く
  3. 朝、夕方に打ち水をする

リビング(冬)

  1. 寒冷地以外の地域では、ファンヒーターやストーブではなくエアコン暖房を使う
  2. 室温を低めにし、コタツやカーペットで効率よく部分暖房する
  3. 暖房の設定温度を20度にする
  4. 重ね着をする
  5. 湯たんぽ、ひざ掛けを使う

台所(冬)

  1. 圧力鍋を使い、調理時間を短縮する

トイレ(冬)

  1. 保温便座の設定温度を下げ、使わないときはふたを閉める

お風呂(冬)

  1. 節水シャワーヘッドをつけ、お湯の量を減らす

自動車

自動車に乗るときもCo2を削減することが出来ます。それは「エコドライブ」です。ポイントは4つです。

①身軽な運転

運転をする際、不要な荷物を約10kgぐらいを下ろすと25リットルの燃料を削減

②アイドリングストップ

10分間のアイドリングをやめることで47リットルの燃料削減

③円滑発信

ふんわりアクセル[eスタート]をすると84リットルの燃料削減

④適正空気圧

タイヤの空気圧不足を適正に調整すると23リットルの燃料削減

消費編

  1. 買い物に行くとき、鉄道や自転車、徒歩で行く
  2. 買い物袋を持っていく(エコバック)
  3. 洗剤などの詰め替え用を買う
  4. 包装の少ないのを選ぶ
  5. リサイクル商品を選ぶ
  6. 電気自動車を選ぶ

エコマーク

ものを買うとき必要かどうかを判断します。ものを増やさない、買わないが原則ですが、ものを買うとき環境にやさしいものを選ぶといいでしょう。

エコマーク

「生産」から「廃棄」にわたるライフスタイル全体を通して環境への負担が少なく、環境保全に役立つと認定されたマークです。消費者のみなさんが環境を意識し商品選択を行ったり、関係企業の環境改善努力を進めていくことによって、持続可能な社会形成を図っていくことを目的としています。主に、文具などに使用されています。

グリーンマーク

トイレットペーパーやノート、コピー用紙など紙製品に規定以上の古紙を利用したことを示すマークです。紙のリサイクルの促進を図ることを目的としています。1980年代以降、社会の環境保全活動が活発になったことから、古紙利用が見直されグリーンマークの表示製品を増えてきています。

再生紙マーク

古紙配合率割合を示すマークです。再生紙の使用は、製紙原料としての古紙の利用率を高め、貴重な資源を有効に利用することにつながります。また、古紙の利用を促進するためには、古紙利用率の向上を図る必要があります。このマークは、印刷物などに記載することによって、紙の古紙パルプ配合率がわかるように考えられていたものです。用紙類や印刷物、トイレットペーパーの多く使用されています。

省エネ性マーク

省エネ基準を達した電化製品(蛍光灯、冷蔵庫、テレビ、エアコンなど)についています。緑のラベルは省エネ基準達成率は100%以上の製品となっています。オレンジのラベルは、100%を上回っていない未達成の製品となります。

統一省エネラベル

テレビ、エアコン冷蔵庫など機器単体エネルギー消費量が大きく、省エネ性能の差が大きいことから省エネラベリング制度および年間の目安電気料金に加え、他段階評価制度を組み合わせた統一省エネラベルに表示を定めています。

国際エネルギースターマーク

エネルギースターは、省エネルギー型の電気製品のための環境ラベリング制度です。対象の製品は、コンピューター、サーバー、冷蔵庫、洗濯機、衣類乾燥機テレビ、エアコン、暖房機、プリンター、FAX、コピー機、コードレス電話、電球、LEDなどに記載されています。

上記のマークが記載されている製品を購入することで、エコマーク事務局のホームページによると、1年間に市場に投入された、エコマーク認定商品のそれらのライフサイクルにおけるCo2削減効果を推計したところ合計101万トン削減できたことがわかりました。

その内訳は、再生材の利用、原材料の変更によるCo2削減量が23万トン、原材料の低減によるもの約0.2万トン、使用電力量の削減などによるものが約78万トンとなっています。この101万トンのCo2は約44万人分の家庭からのCo2排出量(1年間)に相当します。

イベント

Co2削減に対するイベントが多く行われています。

「100万人のキャンドルナイトin増上寺」

6月16日に港区増上寺にてイベントが開催され、100万人のキャンドルナイトは、「でんきを消して、スローな夜を」を合言葉としていて2003年に始まったイベントです。

環境省をブースを出展し2003年より実施している「Co2削減、ライトダウンキャンペーン」をはじめ、地球温暖化国民運動「COOL CHOICE」のような様々な取り組みを紹介しています。他にも、LEDランタン工作コーナーや素敵な写真スポットも用意しています。

「長野市・ライトダウンながの実行委員会」

長野市では、キャンペーンを広く知ってもらえるために、6月29日(金)18:30~20:00JR長野駅善光寺口駅前広場にてエコキャンドルの灯かりと太陽光発電による電力でキャンドルナイトコンサートが実施されました。そして、このイベントをきっかけに環境についてを考えてもらえたら、家庭や事業所、公共施設などにおける「一人ひとりが出来ること」を呼びかけています。

これからの目標

環境省は2020年に向けて温室効果ガス削減目標を立てています。内容としては、現在では、国際的にコミットする2020年度のCo2削減目標としては、2005年に比べ3.8%減少とします。

この目標の性格としては、原子力発電の活用のあり方を含めたエネルギーミックスが検討中ということを踏まえ、現磁力発電によるCo2の削減効果を含めずに設定した現時点での目標です。今後、エネルギー政策やエネルギーミックスの検討の進展を踏まえ見直し、確定的な目標を設定しました。

過去にもいくつかの目標を設定していましたが、本目標は、現政権が揚げる経済成長を遂げつつも、世界最高水準の省エネを更に進め、再エネ導入を含めた電力の排出源単位の改善、フロン対策の強化、二国間オフセット・クレジット制度、森林吸収源の活用など、最大限の努力によって実現を目指す野心的な目標です。

まとめ

今回の記事を書くにあたってCo2の問題を考えさせられました。今、自分は何をしたらいいのか。どうしたら、これ以上悪化しなくてもいいのか。

対策方法はたくさんありました。上記のような対策をやってみること、そこまで難しい作業ではありません。気軽に出来ることでもあります。早速やってみようと思います。

そして、街を見渡せばCo2削減に対するものはあふれています。例えば、電気自動車やエコマークがついた商品。自分たち一人一人意識を変え持っていくことで、結果は大きく変わっていくと思います。そして、明るい未来を築けるのではないでしょうか。ぜひ、この記事を読んだら対策など試してみてください。