特定電気事業者

特定電気事業者とは

限定された区域に自らの発電設備や送配電設備を用いて電力供給を行う事業者のことを特定電気事業者といいます。

地域内では発電設備・送電電網を保有し、100%の電力を供給する義務がありましたが、東日本大震災の影響によって50%の供給に緩和されました。

 

自由化による緩和と今後

2016年4月に電力自由化が実施され、電力の小売りが全面自由化されました。今後は一般消費者に向けた小売り参入の機会が増えます。また、発電事業と送電事業の分離や地域分散型の電源開発、IOTと電力の融合など電力事業の多角化が想定されています。以上の状況を踏まえて、特定電気業者にも多様な事業形態が生まれることが期待されます。

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