ビハインド・ザ・メーター (Behind-the-meter)

ビハインド・ザ・メーター (Behind-the-meter)とは

A term refers to storage batteries installed on the electricity consumer’s side of the electric meter. Storage batteries are mainly used in conjunction with distributed solar power generation. Consumers can store surplus power generated in storage batteries and use it themselves instead of feeding it into the power grid.

電力消費者の「電気メーターの後ろに設置される蓄電池」のことです。主に分散型太陽光発電と併せて利用します。電力消費者が作った余剰電力を電力網に流さず、蓄電池に貯めて自家消費に使います。

ビハインド・ザ・メーターに対し、「フロント・オブ・ザ・メーター」があります。フロント・オブ・ザ・メーターは、電力会社などの電力供給側に設置される蓄電池のことです。

アメリカのGTM Research社によると、2016年の第1四半期(1~3月)におけるアメリカのエネルギー貯蔵設置容量は、前年の同期と比べて127%増加し、18.3MWと大きく拡大しました。特にビハインド・ザ・メーター分野が成長し、2016年のビハインド・ザ・メーターの設置容量が、前年比の3倍に成長しました。これは、より多くの家庭が分散型電源を導入できるよう、州政府が制度改革を行った影響によるものです。

「キーワードでわかる! 脱炭素と電力・エネルギー[上級編]」より
 5日間でわかる 系統用蓄電池ビジネス