CDP

CDPとは

2013年に設立された、気候変動などの環境問題に取り組んでいる国際NGOです。2000年設立の「カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト」が前身となっています。

An international NGO founded in 2013 to address environmental issues such as climate change. It was formerly known as the Carbon Disclosure Project, which was founded in 2000.

もっと詳しく

CDPはロンドンに本部を置き、ドイツ、アメリカ、日本など、世界各地に事務所が設けられています。気候変動が企業に経営リスクをもたらすという観点から、質問書を通して世界の主要企業のCO₂の排出量や気候変動の取り組みに関連する情報を集めています。そして集めた情報を分析・評価し、企業の取り組みについての情報を公開することを目指しています。

CDPの活動領域は、「気候変動、ウォーター(水)、フォレスト(森林)、サプライチェーン、都市」です。それぞれの分野に対する質問書に回答した企業を8段階で評価しています。

また、機関投資家を引き込むために、CDPは機関投資家が注目している情報を収集、開示しています。CDPの影響力は大きく、ESG投資(環境・社会・企業統治の観点を考慮したうえで投資すること)で世界的に参照されるデータの一つとなっています。

「キーワードでわかる! 脱炭素と電力・エネルギー[上級編]」より
 5日間でわかる 系統用蓄電池ビジネス