GHGプロトコル (Greenhouse Gas Protocol)

GHGプロトコル (Greenhouse Gas Protocol)とは

温室効果ガス(GHG)の排出量を算定し、報告するための国際的な基準のことです。

An international standard for calculating and reporting on greenhouse gas (GHG) emissions.

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GHGプロトコルは、WRI(世界資源研究所)とWBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)主導のもとに策定され、2011年10月に公表されました。

1つの企業から排出された温室効果ガスの排出量(直接排出)だけではなく、サプライチェーン全体における排出量を重視しています。

サプライチェーン排出量は「スコープ1(直接排出量)」、「スコープ2(間接排出量)」、「スコープ3(そのほかの排出量)」の3つから構成されています。GHGプロトコルでは、スコープ1、2、3をどこまでの範囲とするかという区分けが示されています。

「キーワードでわかる! 脱炭素と電力・エネルギー[上級編]」より
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