地域間連携 (Interregional cooperation)

地域間連携とは

This term refers to the idea of solving problems faced by individual municipalities by linking the supply and demand of electricity.

もっと詳しく

電力の需要と供給を結び付けることで、それぞれの自治体が抱える課題の解決を図ることです。

大都市圏は電力需要が大きいですが、活用できる土地は少ないため、再生可能エネルギーの発電には限りがあります。一方で、地方には発電所のために活用できる土地・海域が多く、再生可能エネルギー電力供給源としての、大きなポテンシャルがあります。そこで重要になってくるのが地域間連携です。

地方では、エネルギーの地産地消による経済循環と地域の活性化を実現するために、まず地域の発電事業者、エネルギー供給事業者、自治体の3者による地域内の連携が必要です。さらに、地域内に留まることなく、電力の融通や情報交換など、地域間の連携を行うことで、それぞれの地域資源を活かして補完し合う「地域循環共生圏の実現」を目指しています。

「キーワードでわかる! 脱炭素と電力・エネルギー[中級編]」より