機関投資家 (Institutional investor)
機関投資家とは
Large investors including insurance companies, banks, pension funds, and government-affiliated financial institutions that invest large amounts of money in stocks and bonds.
保険会社や銀行、年金基金、政府系金融機関など、大量の資金を使って株式や債券で運用を行う大口投資家のことです。一般的には、規模が大きく長期的な投資をする法人投資家を指し、ヘッジファンドなどの短期的な法人投資家は含めないことが多いです。
個人投資家よりも資金量や情報量、手法などで大きな力があり、証券以外に債券や外国為替などにも投資します。運用期間も個人投資家よりも長い傾向にあります。運用資産額が大きく、1回あたりの売買額も大きいため、市場への影響力が強いといえます。
日本における機関投資家の売買金額の割合は全体の約80%で、そのうち法人投資家が約8%、海外投資家が約72%を占めます。世界最大規模の日本の機関投資家である「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)」の、2020年度 7月~9月の運用資産額は167兆円以上でした。
「キーワードでわかる! 脱炭素と電力・エネルギー[中級編]」より