エコロジカル・フットプリント (Ecological footprint)

エコロジカル・フットプリントとは

The ecological footprint is one of the methods of analyzing and evaluating the amount of resources consumed by human activities. It represents the area of productive land and water required for a person to live.

人間活動で消費される資源量を分析・評価する手法の一つです。「人間一人当たりの生活維持に必要とされる、生産可能な土地と水域面積」として示されます。

エコロジカル・フットプリントの元となる概念は、1991年にブリティッシュ・コロンビア大学(カナダ)のウィリアム・リース教授とマティス・ワケナゲル博士が提唱しました。「人間活動が地球環境を踏みつけにした足跡」の比喩から、エコロジカル・フットプリントと名付けられました。エコロジカル・フットプリントの算出は、土地の種類別(耕作地、森林、CO₂吸収地など)のデータを基に計算します。

WWF(世界自然保護基金)が1998年から隔年で発行している「生きている地球レポート(環境問題に関する報告書)」の中で、エコロジカル・フットプリントを用いた環境負荷の分析が行われています。

「キーワードでわかる! 脱炭素と電力・エネルギー[中級編]」より
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