緑の気候基金（ Green Climate Fund（GFC））

緑の気候基金とは

The Green Climate Fund is an international fund that supports measures which address climate change in developing countries. It was established at the 16th Conference of the Parties (COP16) to the UNFCCC in 2010 to help developing countries reduce greenhouse gas emissions (i.e., mitigation) and respond to the effects of climate change (i.e., adaptation).

開発途上国における気候変動対策を支援する国際的な基金です。開発途上国の温室効果ガス削減（緩和）と、気候変動の影響への対処（適応）を支援するために、2010年の「国連気候変動枠組条約第16回締約国会議（COP16）」で設立を決定しました。

2014年の「気候サミット」以降、各国が拠出表明を行い、43ヵ国（うち9ヵ国は途上国）から合計103億ドルの拠出が表明されました。緑の気候基金への主要国の拠出表明状況は次の通りです。

①日本 15億ドル　②アメリカ 30億ドル　③イギリス 12億ドル　④フランス 10億ドル　⑤ドイツ 10億ドル　⑥スウェーデン 5.8億ドル　⑦イタリア 3.3億ドル　⑧カナダ 2.7億ドル　⑨ オーストラリア 1.6億ドル　※アメリカは、2017年に今後の拠出停止を表明（10億ドルは拠出済み）