サステナブルファイナンス開示規則(Sustainable Finance Disclosure Regulation(SFDR))

サステナブルファイナンス開示規則とは

2021年3月に施行された、EUの金融機関などを対象とした、サステナビリティ関連の開示規制です。

An EU regulation that requires financial institutions to disclose sustainability-related information. It went into effect in March 2021.

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2018年3月、欧州委員会が「持続可能な成長に向けた金融のアクションプラン」を公表しました。このアクションプランは10あり、そのうちの一つである「機関投資家の開示義務の明確化」を具現化した施策がSFDRです。

SFDRは19の条項(Article)からなる本則と、細則(指標や開示手法の詳細、各条項の正確な意味合いや技術的基準など)で構成されています。最終投資家の保護や、持続可能な金融商品を求める投資家の要求への対応、また、グリーンウォッシング(企業が環境に配慮しているように見せかけること)を防止し、金融商品の比較可能性を高めることが目的です。

規制対象は、EU法上の金融市場参加者と金融アドバイザーです。事業体や金融商品レベルで、サステナビリティに関する情報開示が求められます。

「キーワードでわかる! 脱炭素と電力・エネルギー[中級編]」より
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