サステナビリティボンド (Sustainability bond)
サステナビリティボンドとは
資金用途が、「環境・社会の持続可能性に貢献する事業」に限られている債券です。
Bonds whose funds are specifically used for projects that contribute to environmental and social sustainability.
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サステナビリティボンドとは、「調達資金のすべてが、グリーンプロジェクトとソーシャルプロジェクト両方に該当する債券のこと」と国際資本市場協会(ICMA)は定義しています。
2018年、ICMAがサステナビリティボンド発行のためのサステナビリティボンドガイドラインを策定しました。投資先の妥当性は第三者(調査会社や監査法人など)のセカンドオピニオンで検証されます。
2013年から2017年の累計発行額は218億ドルです。世界的なESG投資の拡大を背景に、2017年の発行額は前年比の約2倍となりました。2020年の世界の発行額は1,134億ドルです。発行体は政府系金融機関や自治体が大半を占め、欧州が最多、次いでアジア、米州となっています。
「キーワードでわかる! 脱炭素と電力・エネルギー[中級編]」より