グリーンボンド (Green bond)
グリーンボンドとは
環境改善に取り組むプロジェクト(グリーンプロジェクト)の資金調達のために発行する債券です。
IBonds issued to finance projects designed to improve the environment (e.g., green projects).
もっと詳しく
グリーンボンドには、太陽光発電などの再生可能エネルギー活用や省エネ事業、汚染防止、気候変動適応事業などが当てはまります。
2008年、世界銀行グループの「国際復興開発銀行(IBRD)」が、世界初のグリーンボンド(環境債)を発行しました。日本では2014年に初めて日本政策投資銀行が発行し、その後メガバンクや不動産会社、地方自治体など、さまざまな業種で発行されています。
グリーンボンドは大きく分けて4種類あります。「標準的グリーンボンド」、「グリーンレベニュー債」、「グリーンプロジェクト債」、「グリーン証券化債」で、それぞれ債務返済の方法が異なります。
2020年の世界のグリーンボンド発行額は2,708億ドルになり、そのうち日本の発行額は7,754億円、発行数は74件でした。
「キーワードでわかる! 脱炭素と電力・エネルギー[中級編]」より