MDGs
MDGsとは
SDGsの前身として合意された、2001年から2015年までの国際目標(ミレニアム開発目標)です。
These are the international goals (Millennium Development Goals) for the period 2001-2015 that were agreed upon as the predecessors of the SDGs.
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MDGsは、国際開発目標(1990年代に開催された主要な国際会議・サミットで採択)と国連ミレニアム宣言(2000年にニューヨークで開催された国連ミレニアム・サミット採択)を統合して作られました。以下の8つの目標が定められており、21のターゲットと60の指標があります。
- 1.極度の貧困と飢餓の撲滅
- 2.初等教育の完全普及の達成
- 3.ジェンダー平等推進と女性の地位向上
- 4.乳幼児死亡率の削減
- 5.妊産婦の健康の改善
- 6.HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延の防止
- 7.環境の持続可能性確保
- 8.開発のためのグローバルなパートナーシップの推進
2015年を達成期限とし、これまでに極度の貧困の減少や初等教育就学率改善、インターネット普及率増加などが成果として挙げられています。5歳未満の乳幼児や妊産婦の死亡率の改善など、MDGsで解決しきれなかった課題や、新たに発生する環境問題や社会課題に対応するためにSDGsが生まれました。
「キーワードでわかる! 脱炭素と電力・エネルギー[初級編]」より