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企業動向・提携

みずほ銀行、水素活用を推進するグローバルなイニシアチブ「Hydrogen Council(水素協議会)」に参画

(発表:2023年05月26日)

水素活用を推進するグローバルなイニシアチブ「Hydrogen Council(水素協議会)」に参画

株式会社みずほ銀行(頭取 : 加藤 勝彦、以下「みずほ銀行」)は、このたび、持続可能な社会の実現に向け、クリーンエネルギーへの移行を促進するために水素活用を推進するグローバルなイニシアチブ「Hydrogen Council」に参画しました。

Hydrogen Councilは、2017年にエネルギー・運輸・製造業の世界的なリーディングカンパニーが主導して設立されたグローバルなイニシアチブで、現在、水素バリューチェーンを代表する約150の企業が参加しています。

水素は、多様な資源から製造できることに加え、再生可能エネルギーによる水の電気分解や、化石燃料の改質(化石燃料を燃焼させてガスにし、そのガスの中から水素を取り出す方法)と二酸化炭素の貯留・再利用技術を組み合わせた製造方法により、カーボンフリーなエネルギーとして活用可能です。そのため、世界各国がカーボンニュートラルの実現に向けて動き出すなかで、発電・輸送・産業といった幅広い分野の脱炭素化の鍵として位置づけられています。

一方、これまで水素に関する研究開発・実証実験は日本をはじめ、世界各国で行われてきたものの、広く普及するには至っておらず、水素需要の創出・技術革新によるコスト削減や、事業者に対する資金供給が課題として挙げられています。

〈みずほ〉は、水素が多くのセクターにとって脱炭素化を実現する上で有望な領域の一つになると位置付け、直近では、みずほ銀行による海外の大規模グリーン水素・アンモニア製造事業向けプロジェクトファイナンスの組成のほか、同行産業調査部によるレポート「日本が水素をめぐるグローバル競争を勝ち抜くために」の発刊やみずほリサーチ&テクノロジーズによる水素関連調査の受託など、水素の社会実装に向けた取り組みを進めています。

今後は、これまでの取り組みに加え、Hydrogen Councilへの参画を通じ、水素分野に関する知見をさらに向上させ、水素バリューチェーンを構築する企業間連携の支援や、社会実装を実現するプロジェクトへの資金供給により、水素活用を通じたお客さまの脱炭素化の実現に貢献していきます。

以上
会社名 株式会社みずほ銀行
所在地 〒100–8176
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