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Sustechと両備HD、分散型電力運用システム「ELIC」を活用した地熱発電の運用に関する実証実験を開始

Sustechと両備HD、分散型電力運用システム「ELIC」を活用した地熱発電の運用に関する実証実験を開始の概要写真
(発表:2022年07月12日)

Sustechと両備ホールディングスが共同で地熱発電運用に関する実証実験を開始

株式会社Sustech(代表取締役:丹野裕介・飯田祐一郎/以下、Sustech)と両備ホールディングス株式会社(代表取締役社長:松田敏之/以下、両備HD)は、Sustechが開発する分散型電力運用システム「ELIC」を活用した、地熱発電の運用に関する共同実証実験を開始することになりましたのでお知らせいたします。

※ロゴは添付の関連資料を参照

■分散型電力運用プラットフォーム「ELIC」について

Sustechが開発する「ELIC」は、再生可能エネルギー(以下、再エネ)を用いた分散型電源の管理・運用を複合支援するエネルギープラットフォームです。発電された再エネを管理し、自家消費や余剰電力の売電、環境価値の市場取引等、様々な形で運用することが可能なため、企業独自のエネルギー戦略に沿って活用できるシステムとなっています。

あらゆる地域や企業でカーボンニュートラル化が進められていく中、再エネの"戦力化"を実現するには再エネ由来電力の需給予測精度向上は喫緊の課題であり、Sustechでは「ELIC」の予測技術向上に向けてこれまで開発を進めてきました。2022年4月には太陽光発電における発電量予測精度向上及びインバランスリスク低減に向けた実証実験を開始し、実証開始後2か月で業界水準を上回る予測精度を記録する等、再エネの早期戦力化に向け、開発速度をあげて取り組んでいます。

■Sustech×両備HDで地熱発電実証実験を開始

「ELIC」では太陽光だけでなく他の再エネを用いた電力の運用も想定して開発が進められており、この度Sustechと両備HDは共同で、両備HDが保有するベースロード電源の地熱発電所(大分)にて、地熱発電による電力運用実証実験を開始する運びとなりました。地熱発電は太陽光に比べて発電可能エリアが限られる一方、昼夜問わず熱エネルギーを取り出すことが可能なため安定した発電を期待されているエネルギーで、本実証実験では蓄電池利用や電力市場での運用等を想定して進めてまいります。

両備HDはカーボンニュートラル化に向け、再エネ発電による電力の自社利用(自己託送並びにオフサイトPPA)や市場での売買による収益化も見据えており、「ELIC」を活用した本実証実験を通じて、再エネ電源の戦略的な運用体制の実現を目指しております。

※以下は添付リリースを参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

ロゴ

https://release.nikkei.co.jp/attach/636329/01_202207121650.jpg

添付リリース

https://release.nikkei.co.jp/attach/636329/02_202207121650.pdf
会社名 株式会社Sustech
所在地 105-0014
東京都港区芝3丁目1ー14 5階
電話番号
メールアドレス
会社URL https://www.sustech-inc.com/