電気事業連合会

電気事業連合会の概要

電気事業連合会は、日本の電気事業を円滑に運営していくことを目的として、1952年(昭和27年)に全国9つの電力会社によって設立されました。以来、地域を代表する電力会社間の緊密な対話と交流をはじめ、新しい時代の電気事業をつくり出していくための創造的な意見交換の場として貢献してきました。

また、日本のエネルギー産業の一翼を担うという自覚のもと、安定したエネルギー供給体制の確立に向けても多彩な活動を行っています。2000年(平成12年)3月に沖縄電力が加盟し、現在10電力体制で運営されています。

事業内容

  1. 電気事業に関する知識の普及、啓発および広報
  2. 電気事業に関する資料、情報等の収集および頒布
  3. 電気事業に関する調査研究および統計の作成
  4. 電気事業に関する意見の表明
  5. その他、本会の目的を達成するために必要な事項

電気事業連合会行動指針

電気事業連合会では、電気事業の事業活動の原点は社会との信頼関係にあることを強く自覚し、法令遵守はもとより、誠実かつ公正で透明性のある事業を着実に展開すべく、「電気事業連合会行動指針」を策定しています。

1997年(平成9年)10月の策定以来、2002年(平成14年)12月、2007年(平成19年)6月、2011年(平成23年)11月に改定し、社会との揺るぎない信頼関係を構築して電気事業の健全な発展に取り組んでいます。エネルギー基盤を支える基幹産業として、下記の指針に基づき活動を展開しています。

①エネルギーの供給責任
  1. 供給責任遂行の土台が安全確保をはじめとする本行動指針の遵守を通じた社会的信頼の確保にあるとの認識の共有
  2. 最適な電源構成に向けた取り組みの推進
  3. 供給信頼度の維持
  4. 経営効率化の徹底
  5. お客さまのニーズを反映したサービスの向上
  6. 技術力の維持・向上
安全確保
  1. 原子力をはじめとした電力設備の安全性確保
  2. 協力企業と一体となった自主保安体制の徹底
  3. 現場における重要な安全情報についての関係各者間での共有と活用
  4. 安全に対する教育・訓練の一層の充実
  5. 地域と一体となった防災対策の推進、災害発生時の迅速な復旧対策の実施
環境保全
  1. 原子力や自然エネルギーの推進等による地球温暖化防止対策の推進
  2. 地球環境保全に向けた事業活動の展開
地域貢献
  1. 地域社会との共生

情報ライブラリー

国内外の電気事業に関する様々な情報、データ、資料、パンフレットなどを紹介しています。「海外電力関連情報」「電力レポート」では、国内外の電気事業を取り巻く現状を定期的に掲載しています。