スマート農業 (Smart farming)
スマート農業とは
Smart farming refers to next-generation agriculture that utilizes robot technology and information and communication technology to promote labor-saving and precision farming.
ロボット技術や情報通信技術(ICT)を活用して、省力化や精密化などを進める次世代農業のことです。日本の農業の高齢化や新規就農者の不足を背景に、2013年から農林水産省で検討が始まりました。スマート農業では次のような効果が見込まれます。
①作業の自動化:ロボットトラクターや、スマートフォンで操作する水田の水管理システムにより、作業を自動化して人手を省くことが可能 ②情報共有の簡易化:位置情報と連動した経営管理アプリにより、作業の記録をデジタル化し、熟練者でなくても生産活動の主体となれる ③データの活用:ドローン・衛星が回収したデータや気象データのAI解析により、農作物の生育や病虫害を予測し、高度な農業経営が可能
「キーワードでわかる! 脱炭素と電力・エネルギー[初級編]」より