地球サミット(Earth Summit)
地球サミットとは
環境と開発をテーマにした国際連合会議で、正式名称は「国連環境開発(UNCED)」です。1992年6月3日~14日にブラジルのリオアジャネイロで開催されたため、リオサミットとも呼ばれています。
The United Nations Conference on Environment and Development (UNCED), also known as the Earth Summit. It was held in Rio de Janeiro, Brazil, from June 3 to June 14, 1992, and is also known as the Rio Summit.
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1945年以来の主な議題は戦争、平和、経済開発、人権でしたが、1972年の国連人間環境会議をきっかけに環境問題が注目されました。
1988年に設置されたIPCCの「第1次評価報告書」が1990年に発行されました。報告書には気候変動が起こる可能性が示されており、これを受けてリオサミットが開催されました。当時のほとんどの国連加盟国(172ヵ国)がリオサミットに参加し、うち116ヵ国は国家元首が、ほかにNGO代表2,400人が参加しました。
当会議では、地球規模のパートナーシップ構築を目標とする「リオ宣言」をはじめ、「気候変動枠組条約」「生物多様性条約」「森林原則声明」「アジェンダ21」が採択されました。
「キーワードでわかる! 脱炭素と電力・エネルギー[初級編]」より