オゾン層破壊

オゾン層破壊とは

人間活動によってオゾン層を破壊する物質であるフロンなどが発生し、地球規模で長期的にオゾン層の減少傾向が続いています。

もっと詳しく

大気中のオゾンと呼ばれる気体は、成層圏(約10~50㎞上空)に約90%存在しており、このオゾンが多い層のことをオゾン層といいます。オゾン層は、太陽からの有害な紫外線を吸収し、地上の生態系を保護しています。加えて成層圏の大気を暖める効果があり、地球の気候の形成にも大きく関わっています。

オゾン層の破壊が特に顕著なのは、南極の上部成層圏のオゾン層です。1970年代の終わり頃から、南極上部成層圏のオゾン層が毎年9月~10月頃にかけて著しく減少する「オゾンホール」という現象が観測されています。

オゾン層の破壊によって、地上へ到達する紫外線の量が増加する結果、人体や生態系への悪影響が生じる恐れがあります。紫外線は皮膚がんや白内障といった病気の発症、免疫機能の低下などの人の健康に影響を与えるほか、陸地や水中の生態系にも悪影響を及ぼします。

「キーワードでわかる! 脱炭素と電力・エネルギー[初級編]」より