ビジネス屋と技術屋が一緒に考える脱炭素

2023年5月26日
オーム社

江田健二、矢田部隆志

ビジネス屋と技術屋が一緒に考える脱炭素の写真

ビジネスと技術の両視点で考える脱炭素の本! エネルギー・環境分野に携わるビジネスパーソン・経営者・技術者、行政機関、環境問題・SDGsに関心のある人におすすめです。

著者情報

一般社団法人エネルギー情報センター 理事
RAUL株式会社 代表取締役

江田健二氏

アクセンチュア株式会社に入社。エネルギー/化学産業本部に所属し、電力会社・化学メーカー等のプロジェクトに参画。その後、ITコンサルティング、エネルギー業界の知識を活かし、RAUL株式会社を設立。主に環境・エネルギー分野のビジネス推進や企業の社会貢献活動支援を実施。一般社団法人エネルギー情報センター理事、一般社団法人サステナビリティコミュニケーション協会理事など。Yahoo!ニュース公式コメンテーター。

東京電力ホールディングス株式会社 技術・環境戦略ユニット技術統括室 プロデューサー
兼 経営技術戦略研究所 水素事業準備室長

矢田部隆志氏

東京電力株式会社(現・東京電力ホールディングス株式会社)入社。東京電力、一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センターで電力負荷平準化機器・システムの開発・普及促進や省エネ技術であるヒートポンプの普及促進に従事。現在は東京電力グループでのエネルギー利用技術・電化・水素化の方策策定に従事。経済産業省、環境省、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の委員など。

解説/内容

政府によるカーボンニュートラル宣言以降、日本も世界の潮流と歩調を合わせ脱炭素社会に向けた流れが加速しています。しかし、まだ一般論が中心で、具体的な対策が求められています。
本書では、脱炭素の切り札として今注目を集めている水素を実際に利用している現場の取り組みや、工場における化石燃料を使わない生産工程等、具体的な対策などを事例に用いて、”化石燃料が使えなくなる前に行うべき取り組み”をテーマに、ビジネス面と技術面、両面から考察します。

本書のコンセプトと構成/目次等

◇ 電気から水素をつくり出す!現場最前線を行く
1 化石燃料の使用期限と脱炭素対策
2 日本の製造業(工場・中小企業)の現状
3 輸送―自動車、船舶、飛行機など
4 発電、水素・アンモニア
5 マイクログリッド、セキュリティ
◇ 著者対談:非化石燃料へのパラダイムシフトはあるのか?!