3時間でわかるこれからの電力業界 ―マーケティング編―5つのトレンドワードで見る電力ビジネスの未来

発行年月日:2016年11月11日
発行:株式会社masterpeace

著者:江田健二、一般社団法人エネルギー情報センター

3時間でわかるこれからの電力業界 ―マーケティング編―5つのトレンドワードで見る電力ビジネスの未来の写真

最低限知っておくべき電力業界の基本に加え、これからの電力小売業界を考えるための5つの鍵となるトレンドワード「新規事業開発(メガプレイヤー・異業種の参入)」「地域・地方」「IT・デジタル(IoT)」「コミュニティ」「エコ&ソーシャル」について分かりやすく解説し、具体的な事例を取り上げています。 続く最終章では、はずしては業界を考えられない「10電力を含むビッグプレイヤー」の動きも押さえています。

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一般社団法人エネルギー情報センター

理事 江田健二氏

「環境・エネルギーに関する情報を客観的にわかりやすく広くつたえること」「デジタルテクノロジーと環境・エネルギーを融合させた新たなビジネスを創造すること」を目的に執筆/講演活動などを実施。富山県砺波市出身、慶應義塾大学経済学部卒業後、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア株式会社)に入社。現在は、一般社団法人エネルギー情報センター理事、一般社団法人エコマート運営委員、RAUL株式会社 代表取締役等。

電力会社と言われると、皆さんの多くは北海道電力、東京電力、九州電力などいわゆる大手10電力会社を思い浮かべるのではないでしょうか。こうした既存大手電力会社はこれまで多くの学生や若者、特に地方の学生にとって人気の高い就職先の一つでした。これら大手電力会社は、県庁や市役所といった公務員職、また銀行など長年の実績がある安定した企業同様、魅力的な就職先としてその地位を保ってきたからです。こうした既存の大手電力会社は、一部のやや保守的かつ安定志向の学生や若者にとってはこれまで通り人気企業であり続けるでしょう。しかし近年、就職先としての電力会社、電力業界のイメージや位置づけが大きく変わりつつあります。

その変化の要因は様々ですが、一つ言えるのは「電力業界、電力事業という産業に大変革の時代が訪れている」ということです。本書は、今急速に変化、多様化しつつある電力業界、特にこれから一気に市場が広がり、ビジネスモデルも多様化していくと思われる「電力小売業界」にスポットを当て、この業界への就職・転職をめざす方の先導役として役立つ業界ガイドブックをめざして編集しました。

おそらく、電力小売業界の最新トレンドと企業情報を網羅した初めてのガイドブックとなる本書は、実際に電力業界への就職・転職をめざしている方だけでなく、新たな拡がりをみせようとしている電力ビジネスの今と未来を把握したいと考えているビジネスパーソンの皆さんの期待にも十分に応えられる内容となっています。電力業界のみならず日本と世界の産業およびビジネスは今、テクノロジーの急速な発達・普及とともに激動の時代に突入しています。そんな中、電力・エネルギー業界もかつて経験したことのない変革期を迎えており、そこには多くのビジネスチャンスが生まれています。そのビジネスチャンス、新たな可能性が広がる世界にフロンティアスピリットを持って挑みたいと考えている皆さんに、本書はきっとこれからの働き方を考えるヒントを提供することができると自負しております。

目次

PART1 電力業界入門
  1. 電力業界の現在と近未来
  2. これだけはおさえておきたい「電力業界の基本」
  3. 数字で見る電力業界
PART2 5つのビジネストレンド
  1. 電力業界を読むためのキートレンドワード
  2. ビジネストレンド1「電力×新規事業開発」 大手異業種企業の新規参入
  3. 特別インタビュー1 株式会社東急パワーサプライ 代表取締役社長 村井健二氏に聞く
  4. ビジネストレンド2「電力×地域・地方」 地域特化型エネルギー事業
  5. ビジネストレンド3「電力×IT・デジタル」 エネルギービジネスへのIT活用
  6. 特別インタビュー2 株式会社エナリス 代表取締役会長 村上憲朗氏に聞く
  7. ビジネストレンド4「電力×コミュニティ」 ファン囲い込み&コラボ型電源プラン
  8. ビジネストレンド5「電力×エコ&ソーシャル」 社会・環境貢献型電力事業
PART3 既存電力会社の動き
  1. 「既存10電力会社」のこれまでとこれから
  2. 10年以上の歴史をもつ「老舗新電力会社」
巻末資料 地域順電力小売企業リスト