電力ニュース・コラム

技術・サービスのニュース・コラム一覧

トイレットペーパーから電気を作る、コストは住宅用太陽光発電設備に匹敵の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年09月26日

新電力ネット運営事務局

トイレットペーパーから電気を作る、コストは住宅用太陽光発電設備に匹敵

9月12日、アムステルダム大学は廃棄されるトイレットペーパーを電気に変換する技術経済分析について発表しました。トイレットペーパーに多く含まれるセルロースは樹木に由来するため、生産される電気は再生可能であり、発電コストは住宅用太陽光発電に匹敵する結果となりました。

東北大学、透明で曲がる太陽電池を開発 、ディスプレイや窓で発電が可能にの写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年09月22日

新電力ネット運営事務局

東北大学、透明で曲がる太陽電池を開発 、ディスプレイや窓で発電が可能に

9月21日、東北大学は透明かつフレキシブルな太陽電池の開発に成功したと発表しました。車のフロントガラスやビルの窓、携帯電話ディスプレイの表面、さらには人体の皮膚等あらゆる場所へ太陽電池を設置することが可能となります。

洗濯ができる太陽光電池の実現、衣服に貼り付けウェアラブルセンサーの電源にの写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年09月19日

新電力ネット運営事務局

洗濯ができる太陽光電池の実現、衣服に貼り付けウェアラブルセンサーの電源に

9月19日、理化学研究所は東京大学と科学技術振興機構との共同研究グループにて、超薄型有機太陽電池の開発に成功したと発表しました。洗濯も可能な伸縮性と耐水性を持つため、衣服に貼り付けることでウェアラブルセンサーなどの電源としての活用が期待されます。

富士見森のエネルギー、「ふるさと応援でんき」を開始、諏訪の活性化を目指すの写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年09月06日

新電力ネット運営事務局

富士見森のエネルギー、「ふるさと応援でんき」を開始、諏訪の活性化を目指す

8月8日、富士見森のエネルギーは「ふるさと応援でんき」のサービスを開始したと発表しました。「ふるさと応援でんき」は、電力購入者に対して地域の名産品を返礼品として送付する料金プランです。

再エネの電気から食料をつくる、農業に適さない砂漠などでも生産可能の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年09月05日

新電力ネット運営事務局

再エネの電気から食料をつくる、農業に適さない砂漠などでも生産可能

7月にフィンランドのラッペーンランタ大学が、食品を電気から生産する研究成果について発表しました。太陽光パネルなどがあれば、砂漠など農業に適さない地域でも生産可能としており、世界の食糧問題を軽減させる可能性を示す内容となります。

アイテス、系統連系前およびCIS型パネルの効率点検を実現する機器を開発、CISの点検機器は業界初の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年09月01日

新電力ネット運営事務局

アイテス、系統連系前およびCIS型パネルの効率点検を実現する機器を開発、CISの点検機器は業界初

アイテスは8月、ソーラーパネル点検装置「ソラメンテ」に、系統連系前パネルおよびCIS型ソーラーパネルの点検・確認を実現する2つのオプション機器を開発したと発表しました。このオプション機器により、停電状態となる系統連系前や、CIS化合物薄膜型ソーラーパネルの点検・確認が可能となります。

発電する「糸」、シャツに織り込み人間の動きで電気を生成、スマートウェアでIoTを身近にの写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年08月28日

新電力ネット運営事務局

発電する「糸」、シャツに織り込み人間の動きで電気を生成、スマートウェアでIoTを身近に

8月25日、テキサス大学ダラス校は、米韓の研究チームが伸縮やねじれで電気を発生させるハイテク糸を開発したと発表しました。ハイテク糸は「ツイストロン(twistron)」と呼ばれる素材が利用されており、衣服に織り込み発電することで、IoTを身近にする可能性を秘めています。

リチウムイオン電池の5倍以上を蓄電できる亜鉛空気電池、鉄など低コストの金属で触媒生成に成功の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年08月23日

新電力ネット運営事務局

リチウムイオン電池の5倍以上を蓄電できる亜鉛空気電池、鉄など低コストの金属で触媒生成に成功

8月15日、シドニー大学は、亜鉛空気二次電池の普及を妨げる最大の障害の1つを解決する方法を発見したと発表しました。これまで、亜鉛空気電池の触媒は白金などの高価な貴金属が用いられてきましたが、今回の発見により、鉄など安価かつ大量に存在する金属で触媒の代用が可能となります。

沖縄県初、日本の離島で初のスマート水素ステーション、宮古空港で稼働開始の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年08月09日

新電力ネット運営事務局

沖縄県初、日本の離島で初のスマート水素ステーション、宮古空港で稼働開始

Hondaは8月7日、宮古空港ターミナルがHondaのスマート水素ステーション、燃料電池自動車(FCV)、外部給電器を導入したと発表しました。日本の離島で初のスマート水素ステーションとなり、沖縄県で初めて燃料電池自動車の稼働が実現することとなります。

太陽光発電から作った水素をカセットに封入、生協のネットワークで家庭や店舗に配達の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年08月08日

新電力ネット運営事務局

太陽光発電から作った水素をカセットに封入、生協のネットワークで家庭や店舗に配達

8月4日、日立製作所、丸紅、みやぎ生活協同組合および富谷市は、太陽光発電から水電解装置で水素を製造し、エネルギーとして利活用するサプライチェーン構築に向けた実証を行うと発表しました。変換された水素はカセットに貯蔵された上で、みやぎ生協の既存物流ネットワークを活用して輸送されます。

世界最大の1万kW級の水素製造装置、再エネ拡大を見据えたデマンドレスポンスに活用の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年08月04日

新電力ネット運営事務局

世界最大の1万kW級の水素製造装置、再エネ拡大を見据えたデマンドレスポンスに活用

8月1日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は再生可能エネルギーから得た電力を用いて水素を製造・利用するPower to Gasについて、福島県で水素エネルギーシステムを構築するプロジェクトを採用しました。1万kW級の水素製造装置を備えたシステムとなり、世界最大規模の製造能力となります。

東京電力、5G整備も見据え送電鉄塔の貸出を拡大、地図システム「SITE LOCATOR」開始の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年07月20日

新電力ネット運営事務局

東京電力、5G整備も見据え送電鉄塔の貸出を拡大、地図システム「SITE LOCATOR」開始

7月18日、東京電力パワーグリッドは、次世代通信技術である5Gの整備拡大などに対応するため、地図ベースのシステム「SITE LOCATOR」を、各携帯電話事業者向けに提供開始すると発表しました。東京電力パワーグリッドが保有する送電鉄塔情報と、JTOWERが保有する物件情報を掲載する地図システムとなります。

アンモニアを直接燃料とした燃料電池、世界最大規模の発電に成功の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年07月10日

新電力ネット運営事務局

アンモニアを直接燃料とした燃料電池、世界最大規模の発電に成功

7月5日、京都大学はアンモニアを直接燃料とした固体酸化物形燃料電池で、1kWクラスの世界最大規模の発電に成功したと発表しました。ノリタケカンパニーリミテド、IHI、日本触媒、豊田自動織機、三井化学、トクヤマとの共同研究の結果となります。

清水建設と産総研、太陽光発電で水素を製造、スマートBEMSでの最適な制御を目指すの写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年06月15日

新電力ネット運営事務局

清水建設と産総研、太陽光発電で水素を製造、スマートBEMSでの最適な制御を目指す

6月1日、清水建設は産業技術総合研究所と共同で、建物付帯型の水素エネルギー利用システムの本格的な実証運転を開始すると発表しました。清水建設の開発したBEMSが、建物の電力・熱需要データや太陽光発電の状況を勘案することで、最適な制御技術の確立が図られます。

ほぼ100%の変換効率へ、省エネかつ長寿命なディスプレイ、ケンブリッジ大学が発見の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年04月19日

新電力ネット運営事務局

ほぼ100%の変換効率へ、省エネかつ長寿命なディスプレイ、ケンブリッジ大学が発見

3月30日、ケンブリッジ大学はイースト・アングリア大学、東フィンランド大学とのチームにおいて、変換効率がほぼ100%のディスプレイを開発したと発表しました。分子を回転させるこの新技術により、これまでより明るく・省エネでかつ長寿命なポテンシャルを実現します。

日本初、排出権などの「環境価値」と「ネガワット」の私設取引プラットフォームが創設予定の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年03月30日

新電力ネット運営事務局

日本初、排出権などの「環境価値」と「ネガワット」の私設取引プラットフォームが創設予定

3月27日、楽天はグローバルエンジニアリングと協力し、排出権などの「環境価値」と「ネガワット」の私設取引プラットフォーム創設に向け、共同で取り組むことに合意したと発表しました。国内では初の事例となり、取引活性化や各分野におけるイノベーティブな技術の導入促進を目的としています。

中国電力、「石炭灰」製品を販売拡大するため体制強化、緑化基盤材や土壌改良材などに活用の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年03月15日

新電力ネット運営事務局

中国電力、「石炭灰」製品を販売拡大するため体制強化、緑化基盤材や土壌改良材などに活用

3月15日、中国電力は石炭火力発電所から発生する「石炭灰」を活用した製品の製造・営業・販売を、グループ会社である「中国高圧コンクリート工業」へ移管したと発表しました。中国電力グループとして、さらなる販売拡大を目指すための体制強化を行った形となります。

異業種からの参入事例、三菱商事とローソンが立ち上げた新電力「MCリテルエナジー」の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2016年11月24日

新電力ネット運営事務局

異業種からの参入事例、三菱商事とローソンが立ち上げた新電力「MCリテルエナジー」

前回のコラムでは、異業種から電力小売りに参入した企業によるビジネスの概要をみてきました。今回は、異業種から電力小売りに参入した実際の事例として「MCリテールエナジー」をご紹介したいと思います。

「じぶん電力」、プラン契約者が自分で再エネ電力の発電と利用をする仕組みの写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2016年08月08日

新電力ネット運営事務局

「じぶん電力」、プラン契約者が自分で再エネ電力の発電と利用をする仕組み

前回のコラムでは、新電力会社における環境配慮について見てきました。今回のコラムでは、日本エコシステムによる「じぶん電力」を参考に、電気料金プランによって再生可能エネルギーの普及を促す事例について見ていきたいと思います。

大分県、藻場などの環境情報や水質の調査結果などが分かる地理情報システムを提供開始の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2016年07月05日

新電力ネット運営事務局

大分県、藻場などの環境情報や水質の調査結果などが分かる地理情報システムを提供開始

7月4日、大分県は県などが保有している自然環境に関する情報を重ね合わせ、地図表示で提供するシステムを公開しました。藻場、干潟などの環境情報、温泉規制図や自然公園図などの規制情報、大気や水質の調査結果などさまざまな情報を確認することができます。