電気料金プランの変更における生活の変化、約6割が「何らかの変化があった」と回答
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経済産業省が10月に発表したインターネットアンケート調査結果によると、「電気料金プランの変更により生活が変わった」と回答した割合は約6割となりました。このコラムでは、料金プランの変更でどのように生活が変わったのか、どういった部分に需要家が満足を感じているのかについて見ていきます。
料金プラン変更による生活の変化、節電意識の向上が最も高く約25%
今回、経済産業省が実施したインターネットアンケート調査は、20~69歳男女を対象に全国にて2016年9月6日(火)~9月7日(水)に実施されたものです。スクリーニング調査として約30,000の回答を回収しており、そのままでは回答者の属性に偏りが生まれますので、人口構成やをエリアごとの切り替え件数に基づいて結果を割付しています。
まず、「電気の購入先または料金プラン変更において、自身の生活が変わったか」、といった質問に対する回答を見ていきます。この質問に対し、約60%近く(57.7%)の人が「生活に何らかの変化があった」と回答しています。その中で最も回答数が多かったのが、「節電意識が高まった」(26.6%)、次点で「料金が安くなったことで他のことにお金を使うようになった」(26.0%)となりました。
また、ガスや通信などの料金を見直す意識が高まった(11.1%)や、時間帯別など料金プランの特徴により生活スタイルを意識するようになった(9.0%)との回答もあります。
そのほか、電気利用や料金の面だけではなく「周辺サービスにより利便性が高まった」との回答も6.8%あり、まだまだ割合は少ないですが、電力自由化によるサービスの多様性に価値を感じている層が一定数いることも分かります(図1)。

図1 料金プラン変更後の生活の変化 出典:経済産業省
約9割が料金プランの変更で「満足」だと感じている
上記にて、料金プラン変更による生活の変化を見てきましたが、実際の満足度はどうでしょうか。今回のアンケートによる集計結果では、変更者のうち約9割(88.6%)の人が「自分がほしいレベル以上」と答えており、変更に対する満足度は高い結果となりました。
料金プラン変更後の満足理由としては、「料金の安さ」が最も割合が高く、56%でした。価格設定はメリットとして非常にわかりやすいこともあり、多くの需要家の満足度に繋がっていることが分かります。一方で、アンケートの結果からは、約半数の需要家が「料金の安さ」にメリットを求めていないことにもなります。下記にて、料金以外に魅力を感じている点について見ていきたいと思います。
まず、「安定性」について満足度を感じている需要家について見ていきます。例えば、停電の心配が少ないこと(30.4%)、経営基盤・財務状況の良さ(約16.0%)、情報開示をしている(6.0%)、経営者のビジョンや方針(3.9%)といった回答があり、安心して電気を使うことができる、といった部分を重視していることが見て取れます。
「分かりやすさ」の面では、例えば使用量・請求料金が分かりやすい(20.3%)、電気の使用状況がHPなどで簡単にわかる(19.9%)、料金プラン・契約内容が分かりやすい(17%)、メールでの最新サービスの提供がある(4.4%)などがあります。
「オプション」の部分では、料金の割引メニュー(16.3%)、ポイントサービスの充実(16.1%)、加入特典(6.8%)、見守りサービス(3.5%)、水道トラブル駆けつけ(2.6%)などがあり、多岐にわたります。
「電源構成」では、原子力以外による発電(7.6%)、自分のあった発電方法を選べる(5.1%)、再生可能エネルギーの利用(5.1%)といったものがあります。
「地元貢献」で見てみますと、地域貢献できるサービスがある(5.4%)、地元地域の事情を理解している(5.2%)といったものがあります。そのほかにも社員の対応の良さや、身近に相談できる店舗があることなど、それぞれの需要家によって満足している項目は多岐にわたっております(図2)。

図2 料金プラン変更後の満足理由 出典:経済産業省
満足度の高さを後押しする「変更手続きの簡便さ」
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