ポルシェ初の電気自動車「Taycan」、2019年から生産予定、日本では2020年に発売

2018年06月13日

一般社団法人エネルギー情報センター

新電力ネット運営事務局

ポルシェ初の電気自動車「Taycan」、2019年から生産予定、日本では2020年に発売の写真

Porscheはブランド誕生70周年の記念イベントにて、同社初のEVスポーツカーの名称を「Taycan」に決定したと発表しました。2022年までに、電動車と関連技術に60億ユーロを投資し、そのうち5億ユーロを「Taycan」派生車種の開発に投じるとしています。

ポルシェ、2025年までに50%を電動自動車とする目標

ポルシェは全世界で2025年までにモデルラインナップの50%を電動化する目標を掲げており、これまでも積極的に電動化に取り組んできました。1900年のパリ万博で、世界初の走行可能なフルハイブリッドカー「ローナーポルシェ」を発表し、その後「918スパイダー」、「カイエンS」、「Eハイブリッド」、「パナメーラS Eハイブリッド」、そして「919ハイブリッド」などを発表しています。

現在ポルシェでは、「パナメーラ」の4モデルと、欧州では発売されている「カイエン」の1モデルを含めると、すでに5モデルの電動車を市場に導入しています。これを2025年までに、全モデルラインナップのうち、50%を電動自動車とする目標を掲げています。

ポルシェ初の純電気駆動システムを搭載する「ミッションE」は、2015年のフランクフルト・モーターショーで初めて発表されました。その後、2018年のジュネーブ・モーターショーでは、派生版である「ミッションEクロスツーリスモ」が公開されました。

「ミッションE」は電気自動車でありながら、440kW(600PS)のシステム出力により、静止状態から100km/hまで3.5秒未満での加速を実現しています。

実用性の面でネックとなる航続距離も、最大500km以上(NEDC準拠)を達成しており、利便性も兼ね備えた電気自動車といえます。この「ミッションE」について、ポルシェはブランド誕生70周年の記念イベントにて正式名称を「TAYCAN」に決定したと発表しました(図1)。

「活発な若い馬」という意味を持つ「TAYCAN」は、2019年より生産開始予定となっています。なお、日本国内の販売開始は2020年となる予定です。

電気自動車「Taycan」

図1 電気自動車「Taycan」

2022年までに、電動車と関連技術に60億ユーロを投資

ポルシェは2022年までに、電動車と関連技術に60億ユーロを投資し、そのうち5億ユーロを「Taycan」派生車種の開発に投じるとしています。10億ユーロは、電気自動車あるいはプラグインハイブリッド車の開発(既存車種ベース)に使うとしています。加えて7億ユーロを、充電ステーションやスマートモビリティの開発に投じ、数億ユーロを製造工場の拡張に利用するとしています。

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