スマートメーターの導入計画について
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2015年08月13日
一般社団法人エネルギー情報センター

スマートメーターとは、通信機能を備えた電力メーターのことです。電力事業者にとっては、事業の経済性向上に繋がり、電力利用者に対する新たなサービス提供にも繋がります。
スマートメーターとは
スマートメーターとは、通信機能を備えた電力メーターのことです。現在の電力メーターは、ほとんどが機械式のメーターで、無線機能や遠隔操作機能は持っていません。このスマートメーターが普及することにより、電気事業者にとっては、毎月の電力量を調べるための人件費削減や、電力使用量を正確に計測できるなどといった経済的なメリットが発生します。電気を使う側にもメリットがあり、例えばデータ通信機能を使って、電気消費量を30分ごとにパソコンやスマートフォンに知らせるといったサービス利用も可能になります。
導入期間
スマートメーターが日本全体に設置される目標時期は、2024年度末となっています。高圧部門(工場等)については、2016年度までに全数スマートメーター化し、低圧部門(家庭等)については、2024年度末までに導入する見込みです。スケジュールのイメージについては、下の表をご確認ください。
次の記事:スマートメーター活用のサービスについて
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一般社団法人エネルギー情報センター
EICは、①エネルギーに関する正しい情報を客観的にわかりやすく広くつたえること②ICTとエネルギーを融合させた新たなビジネスを創造すること、に関わる活動を通じて、安定したエネルギーの供給の一助になることを目的として設立された新電力ネットの運営団体。
企業・団体名 | 一般社団法人エネルギー情報センター |
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