太陽光発電で電源供給するトラック、熊本地震の被災地に派遣

2016年06月16日

一般社団法人エネルギー情報センター

新電力ネット運営事務局

太陽光発電で電源供給するトラック、熊本地震の被災地に派遣の写真

6月14日、電源供給車「ソーラーパワートラック」が熊本地震の被災地へ出発しました。このソーラーパワートラックの派遣は、地球温暖化防止をテーマに活動をするNPO法人エコロジーオンライン(栃木県)と、災害・環境NPO法人グリーンパワーファクトリー(神奈川県)が共同で立ち上げた「Green Power for くまもと」によるものです。

太陽光を搭載したトラックで再エネ機器を寄付

今回の「Green Power for くまもと」は、電源供給車「ソーラーパワートラック」を派遣、被災地支援をするものです。防災・減災用に開発されたナノ発電所やミニソーラー、ソーラーランタンなどを寄付するほか、音楽イベントも実施する内容です。

ソーラーパワートラックは、太陽光発電と蓄電池を搭載しています。今回派遣されたトラックは4トン車であり、エンジンはディーゼル+電気モーター(ハイブリット)といった仕様です。太陽光は5kWの発電(20w x 250枚)が可能となっており、蓄電池容量は最大で37kWA(1,560Ah)です。災害時には避難所を巡回し被災者に電気を届けられるほか、荷台に支援物資も積載して運ぶこともできます(図1)。

このトラックは、イベント時に音楽用のステージとして扱うことが可能です。ステージそのものがトラックとなっているので、搬入・撤退にも時間を要しません。熊本県で開催される音楽イベント「にほんのうた熊本キャラバン」では、唱歌・童謡を中心として、熊本県出身の歌手・八代亜紀さんが出演します。なお、イベントで使用する電力の一部は、ソーラーパワートラックに搭載されている太陽光発電でまかなわれます。

熊本地震の支援に派遣されるソーラーパワートラック

図1 熊本地震の支援に派遣されるソーラーパワートラック 出典:NPO法人エコロジーオンライン

14日に出発、帰路では熊本の農作物を関東に届ける予定

今回のプロジェクトでは、6月14日にソーラーパワートラックが秋田県を出発、熊本までの各地で再生可能エネルギー機器の寄付などが実施されます。音楽イベントは6月18、19日の両日で開催され、その後の帰路においては、熊本で地元の農作物をトラックに詰め込み、関東に届けられるスケジュールです。

6月14日(火)秋田県湯沢市発

9:00  宮城県黒川郡大郷町(スモリ工業「たのしいおうちづくりの学校」)

・ソーラークッカー

・LEDランタンダンボール

・ナノ発電所

12:00 福島県郡山市 郡山市役所前

・フラッグガーランドならびに、熊本に贈るメッセージフラッグへの寄せ書き2枚

17:00 神奈川県横浜市 横浜南部市(マルシェパワー横浜株式会社)

・ナノ発電所

6月15日(水)横浜南部市場発

12:00 大阪府堺市(株式会社エイワット)

・モバイルソーラー

・ウェーブソーラー

・カラーランタン

6月16日(木)壇之浦PA発(予定)

11:00  大分県由布市(株式会社スギショー)

・ソーラーランタン

13:30  大分県久住町(ECOW Solarvalley発電所)

・ソーラーグッズの寄贈

14:30  南阿蘇支援ボランティアベースキャンプ(竹田市荻町)

・ソーラーグッズの寄贈

6月17日(金)大分県竹田市発

10:30  熊本県南阿蘇村(里山エナジー株式会社)

・ソーラーグッズの寄贈

6月18日(土) 熊本県八代市発

12:00  八代市厚生会館

・にほんのうた熊本キャラバン

17:00  熊本城二の丸広場

・にほんのうた熊本キャラバン

6月19日(日)熊本県南阿蘇村発

この続きを読むには会員登録(無料)が必要です。

無料会員になると閲覧することができる情報はこちらです
電力の補助金

補助金情報

再エネや省エネ、蓄電池に関する補助金情報を一覧できます

電力料金プラン

料金プラン(Excel含)

全国各地の料金プラン情報をExcelにてダウンロードできます

電力入札

入札情報

官公庁などが調達・売却する電力の入札情報を一覧できます

電力コラム

電力コラム

電力に関するコラムをすべて閲覧することができます

電力プレスリリース

プレスリリース掲載

電力・エネルギーに関するプレスリリースを掲載できます

電力資格

資格取得の支援

電験3種などの資格取得に関する経済支援制度を設けています

はてなブックマークGoogle+でシェア

執筆者情報

一般社団法人エネルギー情報センターの写真

一般社団法人エネルギー情報センター

新電力ネット運営事務局

EICは、①エネルギーに関する正しい情報を客観的にわかりやすく広くつたえること②ICTとエネルギーを融合させた新たなビジネスを創造すること、に関わる活動を通じて、安定したエネルギーの供給の一助になることを目的として設立された新電力ネットの運営団体。

企業・団体名 一般社団法人エネルギー情報センター
所在地 東京都新宿区新宿2丁目9−22 多摩川新宿ビル3F
電話番号 03-6411-0859
会社HP http://eic-jp.org/
サービス・メディア等 https://www.facebook.com/eicjp
https://twitter.com/EICNET

関連する記事はこちら

旭化成と国内EVメーカーのGLMが共同開発、電気自動車のコンセプトカーを発表の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年06月12日

新電力ネット運営事務局

旭化成と国内EVメーカーのGLMが共同開発、電気自動車のコンセプトカーを発表

旭化成は5月、電気自動車メーカーであるGLMとの共同開発により、コンセプトカー「AKXY(アクシー)」を完成させたと発表しました。AKXYの開発は、旭化成とGLMが2015年から協議・制作を進めてきたものです。GLMのEVプラットフォームを活用することにより、実走行が可能な設計となっています。

大気汚染の影響による死亡数が世界2位のインド、2030年までに電気自動車のみ販売への写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年06月05日

新電力ネット運営事務局

大気汚染の影響による死亡数が世界2位のインド、2030年までに電気自動車のみ販売へ

インド政府は、国内で販売する自動車について2030年までに全て電気自動車とする政策方針を発表しました。インドでは年間100万人以上がPM2.5の影響で死亡しているという報告もあり、電気自動車への変換によって大気汚染が改善することが期待されます。

使用済み食用油から製造されたバイオ混合燃料で飛ぶ旅客機、200人以上が搭乗したエアバスA350で運航の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年05月10日

新電力ネット運営事務局

使用済み食用油から製造されたバイオ混合燃料で飛ぶ旅客機、200人以上が搭乗したエアバスA350で運航

5月3日、シンガポール空港はサンフランシスコ線に投入するA350-900で、バイオ燃料による太平洋横断飛行を開始したと発表しました。最初のフライトは、5月1日にシンガポール行きの便としてサンフランシスコを出発し、206人の乗客が搭乗しました。

滑走路いらず、垂直離着陸ができる世界で初めての電動飛行機「Lilium Jet」が飛行成功の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年04月24日

新電力ネット運営事務局

滑走路いらず、垂直離着陸ができる世界で初めての電動飛行機「Lilium Jet」が飛行成功

4月20日、Liliumはドイツのバイエルン州において、垂直離着陸ができる世界で初めての電動飛行機「Lilium Jet」の飛行試験が成功したと発表しました。電動のため環境や騒音への影響が少なく、滑走路も必要でないことから、都市部での利用可能性も期待できます。

電気飛行機が世界最速の337.50km/hを達成、100人を1000km運ぶ旅客機に活用予定の写真

一般社団法人エネルギー情報センター

2017年04月17日

新電力ネット運営事務局

電気飛行機が世界最速の337.50km/hを達成、100人を1000km運ぶ旅客機に活用予定

4月4日、シーメンスは電気飛行機「330LE」のプロトタイプにおいて、世界最高記録である340km/hを達成したと発表しました。重量わずか50kgのモーターで260キロワットの出力を実現し、グライダーを76秒で600メートルまで引き上げる牽引力もあります。