地域循環共生圏 (Regional circular and ecological sphere)

地域循環共生圏 (Regional circular and ecological sphere)とは

各地域が「美しい自然景観などの地域資源を最大限活用しながら、自立・分散型の社会を形成しつつ、地域の特性に応じて資源を補完し支え合うことにより、地域の活力が最大限に発揮されること」を目指す考え方です。

The idea to maximize the vitality of each region by using natural scenery and other local resources as much as possible, promoting complementary use of resources based on the characteristics of each region, and forming a self-reliant and decentralized society.

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2018年4月に閣議決定した「第五次環境基本計画」において、「SDGs」や「パリ協定」を背景とした地域循環共生圏が提唱されました。農山漁村も都市も活かしながら、我が国の地域の活力を最大限に発揮しようという構想です。

地方から都市へは自然資源や生態系サービスを、都市から地方には資金や人材などの提供をし、資源を融通し合うネットワークづくりを図っています。また、エネルギーや交通・移動システム、災害に強いまちづくり、衣食住の日々の生活者としてのライフスタイルなども視野に入れています。「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトにおいても、地域循環共生圏の普及が図られています。

「キーワードでわかる! 脱炭素と電力・エネルギー[上級編]」より
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