エネルギー基本計画 (Basic Energy Plan)

エネルギー基本計画とは

日本のエネルギー政策の中長期的な方向性を定めたものです。エネルギー政策基本法に基づき、国が策定しています。

The Basic Energy Plan defines the medium- to long-term direction of Japan’s energy policy. It is formulated by the government based on the Basic Act on Energy Policy.

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エネルギー基本計画は、少なくとも3年ごとに検討を加え、必要があれば変更し、閣議決定を求めることが定められています。

2030年度の電源構成は、2014年の第4次計画に基づく長期エネルギー需給見通しに盛り込まれたものです。2018年7月に作成された第5次計画では、エネルギーの「3E+S」の原則(安定供給、経済効率性、環境への適合、安全性)をさらに発展させ、より高度な「3E+S」を目指すため、次の4つの目標を掲げています。

①安全の革新を図る ②資源自給率に加え、技術自給率とエネルギー選択の多様性を確保する ③「脱炭素化」への挑戦 ④コストの抑制に加えて日本の産業競争力の強化につなげる

「キーワードでわかる! 脱炭素と電力・エネルギー[中級編]」より