次世代パワー半導体の開発・評価と実用化

2022年2月18日
エヌ・ティー・エス

岩室憲幸

次世代パワー半導体の開発・評価と実用化の写真

機器の制御や電力の変換を行う「次世代パワー半導体」、省エネ・CO2 削減を実現するキーデバイスとして、電気自動車等への導入が期待されている。 本書では、次世代パワー半導体における最新研究・実用化・信頼性などを体系的に解説。さらに2009年に発刊の『次世代パワー半導体』(エヌ・ティー・エス )で紹介したSiC、GaN、ダイヤモンドパワー半導体における研究の最新動向に加え、近年実用化が期待されている、酸化ガリウム(Ga2O3)パワー半導体についても紹介する。パワー半導体の社会実装に向けた研究開発の一助となる1冊。

著者情報

筑波大学 数理物質系 教授
岩室憲幸氏

解説

【SDGs実現のキーデバイス「次世代パワー半導体」!その最新動向を詳解!】
・SiC、GaN、ダイヤモンド、酸化ガリウムを材料としたパワー半導体の特長と最新の研究を詳解!
・開発の第一線で活躍する研究者がパワー半導体の最新動向を解説!
・実用化に向けて課題となる実装、信頼性、EMC 問題についても紹介!
・電動自動車、電車、エアコン、超高電圧機器などへの適用も解説!

本書のコンセプトと構成/目次等

  1. 序論  次世代パワー半導体の研究開発動向
  2. 第1編 次世代パワー半導体の開発
  3. 第1章 SiCパワー半導体
    第2章 GaNパワー半導体
    第3章 ダイヤモンドパワー半導体
    第4章 Ga2O3(酸化ガリウム)パワー半導体

  4. 第2編 次世代パワー半導体の実装技術と信頼性
  5. 第1章 パワー半導体・デバイスの実装技術
    第2章 パワー半導体・デバイスにおけるEMC
    第3章 パワー半導体・デバイスの評価

  6. 第3編 次世代パワー半導体の適用事例
  7. 第1章 自動車における次世代パワー半導体の実用化
    第2章 通信・医療機器における次世代パワー半導体の実用化
    第3章 その他次世代パワー半導体の実用化