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「え!?そんなに時間がかかるの?早めの行動が損失を最小限に!こっそり教える太陽光発電で損をしない裏技。」
電気代の高騰や、再生可能エネルギーへの意識の高まりによって、普及の広がる太陽光発電システム。 こちらでは、低圧太陽光発電事業者様向けに、発電事業を長く続けていくために絶対にやっておいたほうが良いことをご案内します。 特に、下記の内容に当てはまる方は必読です! また、すぐに行動することが大切なのはわかったが、どこに相談して良いかわからないといった方のご相談も承っております。
下記のようなお悩みをお待ちの方はご相談ください
- 太陽光部材(パワコンや遠隔監視など)の調子が悪く、いつ壊れてもおかしくない状態、またはすでに故障している
- 設置後、ある程度の年数が経っているため、故障する前に交換の検討を始めたい
- 設置しているパワコンの生産が終了しており、同じ規格にあうパワコンの種類を知りたい
- 設置している機器のメーカーが撤退しており、保証期間が間もなく切れるため、何かあった時のために今から相談しておきたい
【1】太陽光発電に必要な主な部材と耐用年数について
損失を最小限にとどめるためには、まず太陽光発電でどのような部材(装置)を使用し、 かつ各部材の耐用年数を知ることが大切になってきます。ここでは、太陽光発電の主な部材と平均的な使用耐用年数をご紹介します。 なお、耐用年数はメーカーによっても異なることもあるため、あくまでも参考としてください。
①太陽電池モジュール(太陽光パネル)
太陽電池の集合体で作られた1枚のパネルで、太陽光で電気(直流電力)をつくる装置です。 ■耐用年数:20年~30年程度
②パワーコンディショナー(パワコン)
太陽電池モジュールで発電された電気を家庭などの環境で使用できるように変換する装置です。具体的には太陽電池モジュールなどから流れる「直流」の電気を、日本の家庭で用いられている「交流」に変換するものです。 ■耐用年数:10年~15年程度 メーカーによって異なりますが、機器保証期間であれば無償で修理することが可能です。
③遠隔監視システム
太陽光発電による発電量を、常時チェックするシステム。遠隔監視装置は常に発電量のデータを取っているため、太陽光発電の発電量を左右するような異常があれば、すぐに気付くことができます。 ■耐用年数:遠隔監視システムは、メーカーによって使用耐用年数が異なるが、 メーカー保証(通常10年)に加入していれば保証期間内の故障に関してはメーカーが無償で修理します。 ※現在、連係している電力会社からの「出力制御」要請に、オンラインで自動対応できる「出力制御」対応の製品も多いです。
【2】太陽光発電における「パワコン」の寿命は10年から15年
2012年7月にスタートした固定価格買取制度(FIT)。産業用の買取期間は連系開始から20年ですが、10年目を迎え、「パワコン」の調子が悪いと感じている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。 その理由は、ズバリ、「パワコンの寿命が10年から15年」と言われているからなのです。 つまり、最低20年間の「太陽光発電事業」を行う上で、必ず1度は「パワコンを交換しなくてはならない」ということになります。 「太陽光部材」の販売数日本一の会社*1にも、「故障したけどメーカー保証期間が切れているのでどうすればいいかわからない」「発電所を購入した販売店が倒産して連絡がつかないので困っている」といった問合せが毎日のようにくるとのことです。 *1「安川電機」製パワコン3年連続販売数日本一、 「エコめがね」遠隔監視システム6年連続販売数日本一 家電と同じように「パワコン」にもメーカーが無償で修理対応する「機器保証」があり、故障した場合、通常は購入した「販売店」を通じて「メーカー」に連絡し、サービスマンが現地にきて修理を行ってくれますが、ご存知のように、近年パワコンメーカーは、パワコンの製造販売事業から 次々と撤退しているため、「メーカー保証期間」が残っていても、メーカーの人材不足で、十分なアフターサービスを受けることができない、といったケースも増えているようです。
【3】「パワコン」の能力は日々進化している
また太陽光モジュールで発電した「直流の電力」を家庭・職場・事業所などで使える「交流の電力」に変換する 役割をもつ「パワコン」ですが、「太陽光モジュール」の技術革新同様、パワコンの能力も日進月歩で進化しています。 さらに「パワコンのコストはシステム全体の10%程度だが、システム生産=総発電量の100%を担っている。」 ともいわれております。 そのため、発電所の「売電能力」を考えた時、変換効率の高い新型パワコンへの交換は、発電量を最大化するための 重要なポイントと言える。と断言します。
【4】「太陽光発電で損をしない裏技」
これまでの話をまとめると、 ①パワコンの寿命は10年から15年なので、最低1度は交換する必要がある。 ②パワコンメーカーは次々と撤退している。 ③パワコンの能力は日々進化している。 となります。 さて本題の「太陽光発電で損をしない裏技」についてですが、 結論、「10年目を迎える段階で、故障しているしてないにかかわらず『パワコン全台を新型のパワコンに交換する』」 ことが「損失を最小限にする秘訣」となります。 では“いつ”“どこに”頼めばいいのか。 それは、なるべく“早い段階”で「太陽光発電部材」を取り扱っている販売店に相談することを 強くおススメします。 なぜ“早い段階”かというと、「世界的な半導体不足」「コロナ集団感染による生産能力の低下」「コロナによる船のコンテナ不足」 「脱炭素化をするめる中国工場の計画停電」といった要因で、2022年12月現在、「パワコン」、特に「三相パワコン」の納期に 大幅な遅れが生じており機器によっては10ヵ月待ちといった機器もでてきています。 そのため、故障してから注文しても、届くのは10カ月後となり、その間の売電ロス分は誰も補償してくれません。 以上の理由から「早い段階で信頼できる販売店」と繋がっていることをおススメしています。
ご相談の流れ
低圧太陽光発電システムの「太陽光部材」についてのご相談を受け付けております。 その後、新電力ネット担当者からご連絡差し上げます。 ※「太陽光発電部材」を取り扱っている販売店をご紹介させていただきます。