環境教育と環境意識

2016年08月16日

所属:慶應義塾大学

インターン生:K.Kさん

環境教育と環境意識の写真

みなさんは、環境意識の重要さについて考えたことがありますか。環境問題解決のためには、技術の進歩はもちろん大きな役割を果たしますし、個人的にも興味があります。ですが、環境意識というのも重要な要素なのではないかと考えています。この記事では、そんな環境意識と、それを育む手段としての環境教育についてお話ししたいと思います。

環境教育について

まず、環境教育の目的と、それを行う際の留意点について、国立教育政策研究所教育課程研究センターの『環境教育指導資料』を参考に、紹介したいと思います。

環境教育の目的

「環境や環境問題に関心・知識をもち、人間活動と環境とのかかわりについての総合的な理解と認識の上にたって、環境の保全に配慮した望ましい働き掛けのできる技能や思考力、判断力を身に付け、持続可能な社会の構築を目指して、よりよい環境の創造活動に主体的に参加し、環境への責任ある行動をとることができる態度を育成すること」

環境教育を行う際の留意点

①持続可能な社会の構築を目指す

環境や環境問題に関心をもち,環境に対する人間の責任と役割を理解し,自ら環境保全に参加する態度及び環境問題解決のための能力などを育成することを通して,持続可能な社会の構築を目指すことが必要である。

②発達等に応じて、内容や方法を工夫する

児童期においては、環境問題と人とのかかわりについて、興味、関心がもてるような、自体験や実験等を行うことが必要である。

実際に行った環境教育

次に、私の所属する団体で実際に行った環境教育の内容について紹介させていただこうと思います。

内容は、オゾン層の破壊と、紫外線による人体への害についてでした。方法は、紫外線を浴びると発色するビーズを使ったストラップ作りと、オゾン層破壊に関する簡単なクイズを行いました。

オゾン層破壊に関する簡単なクイズ

対象が小学校低学年でしたので、紫外線という言葉自体聞いたことがない場合の方が多いと考えられました。そのため、まず発色するビーズで、紫外線というものを、視覚的に認知してもらいました。これは、前述した、「②発達等に応じて内容を工夫する」に当てはまると思います。また、これにのっとり、クイズの内容も、絵を多用し、専門的な知識は教えず、人間の活動が影響を及ぼしているということを理解してもらうことに留めました。

紫外線とオゾン増について

さらに、ストラップを持ち帰ってもらうことで、それを目にするたびに紫外線というものについて思い出してもらうことも期待できます。

これらによって、難しいことを理解することが困難な年齢の子供でも、環境問題に関心を持ってもらえるようになると考えています。

環境教育と環境意識について

私の個人的な考えですが、環境意識の向上に環境教育は意味のあることだと思っています。例えば、私は、昔から米粒を茶碗に残すなと言われ続けてきたため、今でも絶対に残すことはありません。それと同様に、環境に関する体験にしても同じことが言えると思います。

また、さらに超個人的な意見ですが、環境教育において、「環境ってかっこいい」というイメージを植え付けることを目的として内容を考えたら面白いのではないかと思っています。なぜなら、なんとなく、「環境ってダサい」という空気があるように感じているからです。もしも、みんなが、環境問題に取り組むことに対してかっこよさを感じるようになったら、すごいことだと思います。