3E+S
3E+Sとは
太陽光のエネルギーでCO₂から有機物を生み出す技術のことです。植物が、太陽エネルギーを利用してCO₂と水から有機物(でんぷんなど)と酸素を生み出す光合成を模しています。
The term represents Japan’s energy policy objectives for achieving energy security, improving economic efficiency, and conserving the environment, with safety as a given.
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エネルギーの安定供給(Energy Security)の「E」、経済効率性(Economic Efficiency)の「E」、環境への適合(Environment)の「E」、安全性(Safety)の「S」を組み合わせた言葉です。「3E+S」の考え方は、エネルギー基本計画や電力システム改革の基本にもなっています。
安定供給の要である日本のエネルギー自給率は、2020年度時点で11%、2030年度は24%となる見通しです。
経済効率性において重要な電力コスト(燃料費+FIT買収費)は、2018年度時点で8.5兆円、2030年度は9.2~9.5兆円となる見通しです。
また、環境への適合の指標となる「エネルギー起源CO₂排出量」は、2020年度時点で10.4億トン、2030年度は9.3億トンとなる見通しです。
「キーワードでわかる! 脱炭素と電力・エネルギー[中級編]」より