電気通信主任技術者について

電気通信主任技術者とは

電気通信主任技術者は、電気通信ネットワークの工事、維持及び運用の監督責任者です。

電気通信事業者は、電気通信主任技術者を選任し、電気通信設備の工事、維持及び運用の監督にあたらなければなりません。電気通信主任技術者の選任は、原則として、事業用電気通信設備を直接に管理する事業場ごととなります。

試験について

電気通信主任技術者資格者証の種類は、ネットワークを構成する設備に着目して、下記表のように2つの区分に分類されています。また、試験の種類も①伝送交換主任技術者試験と、②線路主任技術者試験の2つに区分されています。

資格者証の種類 監督の範囲
伝送交換主任技術者資格者証 電気通信事業の用に供する伝送交換設備及びこれに附属する設備の工事、維持及び運用
線路主任技術者資格者証 電気通信事業の用に供する線路設備及びこれらに附属する設備の工事、維持及び運用

試験科目は、下記の4科目となっております。なお、一定の資格又は実務経験を有する場合には、申請により免除される科目があります。詳細は、日本データ通信協会のHPをご確認ください。

  1. 法規
  2. 設備及び設備管理
  3. 専門的能力
  4. 電気通信システム