特定規模電気事業者

特定規模電気事業者(PPS)とは

東京電力や北陸電力などの既存の電力会社以外で、特定規模の需要家(大口需要家)に対して電気の供給を行う新規参入の電気事業者の事です。2000年に行われた改正電気事業法施行による電力自由化に伴い登場しました。ちなみにこの特定規模電気事業者は、英語ではPower Producer and Supplierとよばれるため、よくPPSと略されることもあります(以下では、PPSとします)。

現状

PPSは、市場への参入が解禁された2000年4月以降その数が増加しており、2015年現在、届け出があるPPSは全国に526社あります。しかし、全体の電力販売量に対する新電力の割合は4%程度にとどまっており、決して電力市場において目立つような存在には至っておりません。

今後の課題

新エネルギーをはじめとした多様な電源の活用が期待された自由化ですが、2015年時点でPPSの供給量の70%以上が火力発電に依存しています。そして、新エネルギーや水力といったクリーンなエネルギーは9%ほどにとどまっています。今後は、この割合が高まる事が期待されていますが、コストと発電量の問題など、新規参入者にとってその課題はいまだに多いと考えられています。さらなる活性化・利便性向上が期待されています。